本セミナーでは、塑性加工技術について、現場の技術者が理解できるように各種加工法の基礎的な知識やものづくりに応用されている塑性加工技術および新しい加工法まで幅広く解説いたします。
日時
- 2021年3月16日 10時00分〜 2021年3月16日 17時00分
プログラム
塑性加工とは、塑性を利用して材料を永久変形させ、目的に応じた寸法や形を得る加工のことである。塑性加工方法には、鍛造、圧延、曲げ加工、剪断加工、押出し加工、引抜き加工、板成形、粉末成形などがある。 鍛造は、工具、金型などを用いて、材料の一部または全体を圧縮または打撃することにより成形と鍛錬を行う加工法である。圧延は、回転するロールの間に材料を通して、厚みや断面積を減少・変形させる加工である。曲げ加工は、板、棒、管などの素材に曲げ変形を与え、目的形状を得る加工法である。剪断加工は、材料のある断面に局所的に大きな剪断変形を与え、目的の形状に切断分離する加工法である。押出し加工は、コンテナに入れた材料をダイスから押し出し、目的の断面形状に成形する加工法である。引抜き加工は、ダイスを通して材料を引き抜き、細長い鋼線や電線用素材を製造する加工法である。板成形は、板状の素材から、工具 (金型、ポンチなど) を用いて製品を成形する加工法である。粉末成形は、粉末素材を型内で焼結して成形する加工法である。 塑性加工は、切削加工、付加加工などの機械加工と比べて、次のような優れた特徴を有する。①材料歩留りが良好である。②型を用いて形状を転写するため、生産性が高く、大量生産向けである。③素材が塑性変形することにより、当初存在していた材料内部欠陥の消滅や、加工硬化による強度増加などの材料改善が見込める。それらの優れた特性を生かして、今後さらに、自動車部品をはじめ各種分野で塑性加工が適用されていくと考えられる。 本講座では、塑性加工技術について現場の技術者が理解できるように、各種加工法の基礎的な知識やものづくりに応用されている塑性加工技術および新しい加工法まで幅広く述べたい。本講座は現場の技術者や設計技師に大いに役立つと考える。
- 塑性と塑性加工
- 塑性とは
- 塑性加工とは
- 塑性加工の分類
- 塑性加工の種類
- 加工法による種類
- 加工温度による種類
- 塑性加工の特徴
- 塑性加工と切削加工の比較
- 鍛造
- 鍛造の歴史
- 鍛造の特徴
- 主な鍛造加工
- 自由鍛造
- 型鍛造
- 押出し鍛造
- 冷間鍛造プロセス
- 冷間鍛造の潤滑処理
- 鍛造用材料
- 工具用材料
- 精密鍛造
- 精密鍛造の始まり
- 精密鍛造の経済性
- 日本における冷間鍛造の始まり
- 冷間鍛造の進歩 (1960年〜1980年)
- 冷間鍛造関連技術の進歩 (1980年頃まで) :自動車への応用
- 冷間鍛造用鋼
- 工具
- 加工機械
- 潤滑
- 工程
- 設計支援
- 開発された精密鍛造技術 (1980年〜2000年) :自動車等への応用
- 等速ジョイント
- 温間鍛造
- 閉塞鍛造
- 背圧鍛造
- 工具コーテイング
- 工程シミュレーション
- 開発された精密鍛造関連技術 (2000年以降) ;自動車等への応用
- 機械サーボプレス
- 油圧多軸サーボプレス
- 歯車鍛造
- 板鍛造
- 一液潤滑
- 冷間鍛造の今後の技術:自動車等への応用
- 長軸の中空鍛造
- 振動鍛造
- 温間鍛造領域での加工熱処理
- 圧延
- 圧延の基礎 (材料の変形と加工力)
- 圧延機の種類
- 板の圧延
- 厚板および中板の製造
- 熱間圧延による薄板の製造
- 高精度薄板を製造するための冷間圧延
- 形鋼の圧延
- 孔型圧延
- ユニバーサル圧延
- 棒・線の圧延
- 線材の製造
- 棒鋼の製造
- 鋼管の製造
- 鋼管の種類
- 継目なし鋼管の製造
- 数値シミュレーション技術
- TMCPによる組織制御技術
- 曲げ加工
- 型曲げ
- ロール曲げ加工
- 管の曲げ加工
- Al – Mg – Si合金板材の曲げ加工性に及ぼす粒界組織の影響
- 剪断加工
- 剪断加工の原理と特徴
- 精密剪断加工
- ファインブランキング (精密打抜き法)
- 仕上げ抜き法
- シェービング
- 剪断実加工における進歩
- リードフレームの剪断加工
- アモルファス合金の剪断加工
- 押出し加工
- 加工温度による分類
- 熱間押出し
- 冷間押出し
- 温間押出し
- 加工の方式
- 直接押出し
- 間接押出し
- 液圧押出し
- コンフォーム押出し
- 管材の成形
- 押出し加工の起動力
- 押出しにおける材料流れ
- 押出し温度と潤滑剤
- 押出し加工の欠陥
- 加工温度による分類
- 引抜き加工
- 引抜き加工の概要
- 線材引抜き用の伸線機
- 引抜き加工で製造される線材の種類
- 引抜きの代表的な欠陥
- 深絞り加工
- 深絞り加工の基礎
- 成形性の改善
- 深い製品をつくるための工夫
- 再絞り加工
- 温間成形法
- ハイドロフォーム法
- マーフォーム法
- 張出し加工
- スピニング加工
- 高エネルギー速度加工
- ホットスタンピング
- 粉体成形
- セラミックスの加圧成形
- 鋳込み成形
- ゲルキャスティング成形
- プラスチックの加工
- プラスチック
- プラスチックの塑性加工
- 剪断加工
- 曲げ加工
- 深絞り加工
- 押出し加工
- 引抜き加工
- 圧延加工
- 鍛造
- 転造
- 塑性加工の種類
- 質疑・応答
受講料
- 1名様: 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
- 複数名: 22,500円(税別) / 24,750円(税込)
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
お申し込みの際、通信欄に「ライブ配信希望」の旨を記載ください。
ライブ配信セミナーをご希望の場合、以下の流れ・受講内容となります。
- 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
お申し込みの際、通信欄に「アーカイブ配信希望」の旨を記載ください。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合、以下の流れ・受講内容となります。
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。