ゲル化剤の開発が必要とされる理由は、多機能原料であり、使用感の向上や処方の安定化、乳化安定性、分散安定性、皮膜形成などによる基剤開発 (処方開発) 、その他創造性技術を支えているからに他ならない。
また、新剤型を作ることができる機能性原料でもある故、利用分野も食品・化粧品・医薬品など、市場も伸びている。
本セミナーでは油性ゲル化剤の開発、特性、問題点、評価方法、利用方法、および実用上での問題点を中心にお話しします。
また、理解を深めるために、各種油性ゲル化剤の製剤技術・基剤、処方例に挑戦したいと思います。新規油性ゲル化剤の開発、抱えている技術的問題点、美容上の問題点開発にお役に立てれば幸いです。
- はじめに
- 美粧効果を上げる原料・技術開発
- ゲル化剤の市場ニーズ、シリコーンの増粘・ゲル化
- ゲル化剤の開発
- ゲル化剤の歴史
- ゲル化剤の分類
- ゲル化剤一覧
- オイルゲル化剤の開発
- シリコーンゲル化剤の開発
- ゲル化剤の構造
- ゲル化剤の油ゲル化機構
- ゲル化剤の機能・効果
- ゲル化剤の利点
- ゲル化剤の課題
- ゲル化剤の特性
- ゲル化剤の特性
- ゲル化剤の性質
- ゲル化剤の基本的性質
- ゲル化剤に要求される機能
- ゲル化剤の条件
- ゲル化剤の検討課題
- ゲル化剤のゲル強度
- ゲル化剤の相溶性
(含 ポリエーテル変性シリコーンとの相溶性)
- 使用上の注意
- 理想的なゲル化剤
- 理想的なゲル化剤
- ゲル化剤の売れる要素
- ゲル化剤の利点・欠点
- ゲル化剤の物性一覧
- ゲル化剤の機能一覧
- 新規ゲル化剤の機能
- 増粘ゲル化剤の機能
- 美しさの新しい流れを創る
- 化粧文化を育てた製剤技術
- 乳化安定化技術
- 顔料の分散安定化技術
- 増粘・ゲル化技術 (油剤、シリコーン)
- 固形安定化技術 (透明性、ワックスの感触改良)
- 表面処理技術 (化粧効果および持続性)
- システム技術開発
- W/O乳化安定化技術開発
- 技術的問題点
- ゲル化剤の処方 (基剤) への応用
- ゲル化剤の特徴を生かした応用処方 (基剤) ・オリジナル処方開発
- W/Oエマルション基剤
- W/O乳化基剤のメカニズム
- 易分散性ゲルベース基剤
- 微粒子易分散安定化のメカニズム
- オイル固形ゲル基剤
- 粉末基剤
- 処方例及び基礎データ ~3成分相図・相溶性~
- 処方化技術の問題点
- おわりに
趣旨補足
ゲル化剤の特徴を紹介し、それを応用した基盤技術の開発、使用上の注意点、問題点、使いやすいゲル化剤組成物の開発、製品開発におけるゲル化剤の効果的な活用方法と結び付けて紹介します。聴講した人のみが得をする独創的高機能ゲル化剤を中心に新製品・新技術の紹介をいたします。
その他、
- ゲル化剤は何が良いのか?
- より使いやすい組成物 (配合品) の開発について
- ゲル化剤を用いた新規製剤化技術の開発について
- ゲル化剤の使いこなし向上による、「安定性確保」と「使用感・感触」の両立の検討など、日頃の技術的問題点の解決方法について
- 競争力のある新規基板技術の開発について
- ゲル化剤をより惹きつけるための情報提示
- 最近のトピックス
についてお話しします。
主催者より
当日はご出席頂いた方に、講演前に、「何を目的にきたか・何が聞きたいか」「実務上の課題や悩み」を伺い、要望になるべく応じた講演を頂く予定です。
お互いの意思の疎通・コミュニケーションを図るため、当日は少しお早目にお越し頂けると幸いです。