フッ素系撥水撥油剤の特性と新規撥水撥油剤の開発

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本セミナーでは、フッ素化合物、撥水・撥油の基礎から解説し、従来の撥水撥油剤、代替品の問題点と、課題解決のための分子設計・性能について解説いたします。

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プログラム

フッ素化合物の特徴、特にフッ素化合物がなぜ撥水撥油性を示すのかという撥水撥油性発現機構について解説する。  従来のフッ素化合物系の撥水撥油剤の問題点、および単純代替品の問題点について述べ、またその解決のための新規撥水撥油剤の分子設計指針、およびその撥水撥油性能について説明する。  また、新規撥水撥油剤の用途について簡単に紹介する。

  1. フッ素化合物の特徴
    なぜフッ素化合物は水や油をはじくのか
    1. フッ素の特徴
      • 電気陰性度
      • 安定性
      • 低分極率
    2. 臨界表面張力
  2. 従来の撥水撥油剤とその問題点
    1. 従来の撥水撥油剤
      • C8化合物の使用
      • C8化合物の性能
    2. 生体蓄積性
      • C8化合物の生体蓄積性
      • C8化合物の規制
  3. 代替化合物とその問題点
  4. 新規撥水撥油剤
    1. コンセプト
      • 生態蓄積性の小さいC4フッ素化合物
      • 相互作用によるフッ素化合物の整列
      • 新規撥水撥油剤の合成
    2. 性能
      • ガラス基材へのコーティング
      • ガラス基材の接触角
      • 布へのコーティング
      • 布基材の接触角
      • C6化合物への応用と性能
  5. 新規撥水撥油剤の用途
    • 撥水撥油防汚剤
    • タッチパネル
    • ナノインプリント
    • 反射防止膜
  6. 新規撥水撥油剤の課題と将来展望

会場

大田区産業プラザ PiO
144-0035 東京都 大田区 南蒲田1-20-20
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