装着感ゼロのウェアラブルデバイスを目指したフレキシブルセンサシートの材料・技術のノウハウとデバイス応用

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本セミナーでは、フレキシブルな歪みセンサ、温度センサ、紫外線センサ、化学センサ、湿度センサ 等のウェアラブルデバイス向けのフレキシブルセンサシートの材料・技術について基礎から解説いたします。
絆創膏のように柔らかいセンサシート創製のノウハウ、集積、無線機能搭載など、デバイス応用についても解説いたします。

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プログラム

人工知能技術、デジタルヘルスの発展、さらに人々の健康への関心度向上からウェアラブル機器等を用いた健康管理に注目が集まりつつある。市販されているウェアラブル機器のほとんどが加速度センサによる活動量計測と光透過又は反射による心拍数計測であり、そこから独自のアルゴリズムで健康状態を解析している。しかし、健康管理という観点では、情報量が少なく精度の高い解析は困難であるとされている。もし多くのバイタル情報を常時・無意識のうちに計測することができれば、将来の健康管理の方法を大きく変えることが期待できる。  本セミナーでは、その一つの方法として絆創膏のように柔らかいセンサシートの作製技術及びその応用展開について説明する。受講者の方で、「新しいセンサ開発をしたい」「新しい材料を開発したけどその応用先探索に苦戦している」「健康管理機器を開発したい」など多くの要望があるかと思います。本講義では、皆さんがお持ちの課題について少しでも役に立てるように簡単な動作原理から応用までを紹介します。シート型のセンサは健康管理だけでなく、次世代のIoT分野での貢献も期待されています。これらの研究開発の現状と課題について説明することで、皆さんの新たな開発へ向けたヒントになればと思います。

  1. はじめに
    1. フレキシブル・ウェアラブルデバイス研究の動向
    2. フレキシブル・ウェアラブルデバイスの実用化への課題
  2. デバイスの動作原理及び作製方法
    1. 簡単な半導体物理からわかるナノ材料の特長
    2. 無機ナノ材料のパターニング及び印刷技術
    3. 高性能・低消費・低コスト化への提案
  3. フレキシブルセンサ
    1. 歪みセンサ
    2. 温度センサ
    3. 紫外線センサ
    4. 化学センサ
    5. 湿度センサ
    6. その他センサ
  4. フレキシブルデバイス応用
    1. 集積型フレキシブルセンサシート
    2. 無線機能搭載フレキシブルセンサシートシステム
    3. フレキシブルデバイスの将来的応用先 (IoT・ロボット及び健康管理)
  5. まとめ及び今後の展望

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

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