毒性発現の予測/低減/評価のための非臨床研究

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本セミナーでは、薬物性肝障害 (drug-induced liver injury:DILI)について取り上げ、本質性及び特異体質性DILIについて、実験動物モデル、発症機序、バイオマーカー等について、 実験動物を用いたin vivo及び細胞試験系を中心としたin vitroの研究について幅広く紹介いたします。

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プログラム

近年の薬物代謝や薬物動態の研究の進展に伴って、臨床試験において体内動態に起因する開発中止は著しく減少した.  一方、医薬品に起因する副作用や毒性発現による臨床試験の中止は、高頻度のままであり、なかでも薬物性肝障害 (drug-induced liver injury:DILI) の発症事例が多い.  DILI は本質性 (intrinsic) と特異体質性 (idiosyncratic) に大別されるが、前者は前臨床試験において発症予想が比較的容易であるが、後者の発症機序は未だ不明な点が多く、発症予測も困難である.  本講演では本質性及び特異体質性DILIについて、実験動物モデル、発症機序、バイオマーカー等について、実験動物を用いたin vivo及び細胞試験系を中心としたin vitroの研究について幅広く紹介する。

  1. 薬物性肝障害 (DILI) とは
    1. 医薬品開発におけるDILIの背景と現況
    2. DILI 起因薬の分類について
    3. DILI と薬物代謝酵素
    4. 反応性代謝物についてできる事
  2. DILI の非臨床動物モデル
    1. 薬物代謝酵素と動物モデル
    2. DILI 発症機序
    3. DILI における microRNA の役割
  3. DILI の in vitro 予測試験系
    1. 反応性代謝物を考慮した試験系
    2. 免疫・炎症因子を考慮した試験系
    3. リスク評価の実際
  4. 今後の DILI 研究
    1. アシルグルクロナイドの DILI 評価系
    2. 新規因子の探索と評価
    3. 創薬プロセスの変革と DILI 研究

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