抗菌加工製品は日本の文化を背景に日本で開発された製品であり、日本では既に市場に定着しているが、現在ではアジア地区、欧米等海外でも普及しつつある。本講座の趣旨は抗菌剤、抗菌加工製品を中心にバイオサイド加工に関する基礎的な技術について理解して頂くと共に抗菌市場の現状と今後の動向について考察することである。
まず抗菌の意味と効果を確認すると共に抗菌加工製品の歴史と市場の現状を説明する。また、微生物の基礎知識について確認したうえで、抗菌剤の種類、特徴、安全性について紹介し、選び方のポイントを解説する。次いで抗菌加工製品の製造プロセスとその品質管理法について述べ、その抗菌性評価試験法について解説する。また抗菌加工製品の認証制度について紹介し、認証の基準となる抗菌持続性試験や抗菌剤の安全性基準について説明する。さらに抗菌に関連する国内外の規制について解説し、最後に抗菌市場の将来を踏まえた課題について述べる。更に、抗菌製品協議会 (SIAA) による抗菌加工以外のバイオサイド加工製品 (防カビ加工製品、抗ウイルス加工製品) の基準と認証制度に関しても基礎技術や登録状況について説明する。
これからバイオサイド及び、バイオサイド加工製品の開発に取り組む方にとっては、現状製品の種類、特徴を理解した上でその品質管理、課題等のポイントが把握できる。既にこれらの製品を取り扱われている人にとっては今後の市場動向を把握し必要な対応が理解できる。
- バイオサイド加工製品について
- 抗菌、抗菌 (加工) 製品とは何か?
- 抗菌の意味と必要性
- 日本における抗菌加工製品の歴史
- 抗菌加工製品市場の現状
- 市場規模
- SIAAに登録されている抗菌加工製品の内容
- 一般消費者の見方と期待
- 抗菌剤の種類、特徴、作用メカニズム
- 抗菌剤の抗菌性試験法
- 抗菌剤の安全性基準
- 抗菌剤の選び方
- 抗菌加工製品の製造プロセスと品質管理
- 抗菌加工製品の抗菌性試験方法
- 抗菌加工製品の安全性基準
- バイオサイド加工製品の認証制度とSIAAの活動
- SIAAの活動の内容と理念
- 抗菌加工製品の認証制度
- SIAAの防カビ加工製品の基準と登録状況
- SIAAの抗ウイルス加工製品の基準と登録状況
- SIAA会員数推移
- バイオサイド加工製品の表示と規制
- バイオサイド加工製品の課題と将来
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