第1部 逆浸透膜の概要
- そのメカニズム、種類、設計、応用 -
(2020年12月10日 10:30〜12:30)
逆浸透膜は海水淡水化を始め、半導体、医療や食品用途にも使用されており、 また、近年はZLD (Zero Liquid Discharge:ゼロ液体排水) といった環境規制向けでも需要が高まりつつある。 今回の講義では逆浸透膜の構造や使用方法及びその実例などに関して紹介します。
- 現在の水需要トレンド
- 水ストレス
- 利用できる水
- 脱塩のトレンド
- 逆浸透膜の構造と種類
- 膜の種類
- 逆浸透膜の用途例
- 逆浸透膜の構造
- 逆浸透膜の性能
- 逆浸透膜システム設計
- 逆浸透膜のシステム配列
- システム例
- システム設計ガイドライン
- 造水コスト低減の取組
- 造水コストの内訳
- 逆浸透膜の選定
- 逆浸透膜の周辺技術
- 海水淡水化法のトレンドとコスト比較
- 課題と将来の展望
- 逆浸透膜法の課題
- ZLD (Zero Liquid Discharge) とは
- ZLD向け逆浸透膜の課題解決の取組
- その他、まとめ
第2部 精密濾過、限外濾過膜、逆浸透膜の概要
~その種類、性能、応用、運用、維持~
(2020年12月10日 12:45〜14:15)
膜分離は精密濾過、限外濾過、逆浸透があり濾過対象の大きさによる濾過の名称が変わり、様々な産業で活用されています。 本講座では膜分離法における用途と運用、それらの性能維持を確認する方法などについて解説します。
- 膜分離について
- 精密濾過、限外濾過と逆浸透濾過
- NFF (ノーマルフローフィルトレーション) とTFF (タンジェンシャルフローフィルトレーション)
- 膜及び濾過ユニットの種類 (材質と形状)
- 精密濾過、限外濾過、逆浸透の用途
- アプリケーション
- 濃縮、脱塩、バッファー交換
- システム
- 限外濾過膜の運用と維持
- 洗浄
- 性能確認法 (完全性試験と標準水透過流束測定法)
- 保管
第3部 膜濾過の基礎と膜ファウリングやその再生などの実務技術
(2020年12月10日 14:30〜16:30)
- 膜濾過とは
- 浸透圧について
- 膜の製法
- 膜の基本性能と膜濾過のメカニズム
- 膜モジュールと運転方法
- 対象となる水や除去物質の量に応じた膜・膜モジュールの選び方
- 用水処理および排水処理における膜濾過
- 浄水処理における膜濾過
- 活性汚泥法処理における膜濾過
- 膜ファウリングや運用上のトラブル発生機構とその防止について
- 膜その再生などの実務技術
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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