表面分析の基礎と最適な計測手法

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本セミナーでは、表面分析における試料準備・適切な前処理・データ解析技術、データ取り扱いや解析における時の注意点、誤った解析事例・最適な解析事例について、実際の分析事例をもとに詳解いたします。

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表面的に物を見る、という言葉は決して良い意味で使われない言葉です。しかし実のところ表面は多彩な形態や機能を持ち、材料自身とは全く異なる特有の性質を示すことが多いのです。現在、電子分光や光を使った手法、プロープ顕微鏡や放射光など表面分析を行うものとしては各種の分析手法がありますが、表面の何を調べるのかによって最適な計測手法は異なりますし、知っているかいないかで得られる知見も変わってしまいます。  表面の何を知りたいか?を出発点として、表面を調べるにあたって、どんな手法が最適で何がわかるのか?実際の分析事例をもとに解説していきます。  理想的な系で得られるデータだけでなく、実際測定しようとしている部材に適用する際の注意点や、解析における注意点、表面と界面の違い、有機材料と無機材料では同じ測定法でもやり方が全く異なる点、などを紹介いたします。また、表面・界面に存在する分子の情報を選択的に取得する手法としての和周波分光についての解説も行います。

  1. Introduction
  2. 表面分析に関わることあれこれ
  3. 製膜技術について、有機と無機の違い
  4. 電子、イオンを使った表面分析
  5. 光を使った表面分析
  6. 和周波分光
  7. 固体表面と濡れ性〜濡れを調べることは材料の問題解決の第一歩
  8. 表面吸着量を調べる
  9. 表面の分子配向を調べる〜分子は立っているか潜っているのか
  10. 高分子界面を調べる
  11. 固液界面を調べる
  12. 液体表面を調べる
  13. 界面電子機能〜界面が活躍する有機エレクトロニクス

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