アップグレード時のトータルコスト削減にむけての実践的アプローチ
(2011年11月25日 13:00~14:00)
株式会社スカイウィル 代表取締役社長 長谷川 恵三 (はせがわ けいぞう) 氏
医療の高度化、また、高齢化に伴う患者数の増大に伴い、医療IT機器や病院システム (業務の効率化) 等の導入は加速化する傾向があり、病院におけるITシステム・医療機器への投資額は、急速に増加している状況である。 しかしながら、多くの病院で、ITシステムや医療機器等に関する価格感や、トータルコストの削減手法等の情報持ち合わせていない等の理由により、過大なコストを支払うケースをよく見かけるのが現状である。 そこで今回は、現代医療に欠かせない電子カルテ・高額医療機器のトータルコストを削減する為に、注意すべきポイントわかりやすくピックアップし、具体的に解説したい。また、現状運営されているITシステムや医療機器の保守費用の削減ポイント等においても、簡単に解説したい。 今後、この領域の費用は、増大する傾向あり、病院側のノウハウとして、是非、習得していただきたい。
(2011年11月25日 14:10~15:10)
株式会社 日本能率協会コンサルティング 経営戦略本部 チーフ・コンサルタント 田村 健二 (たむら けんじ) 氏
病院の収支を改善する上で、もっとも即効性のある手段は、委託費削減である。施設によっては、コストの5~15%程度しめている委託費は、その改善成果が病院収支の向上に直結する。 しかし、委託業務や委託費を適切に管理している施設は少なく、一度発注した委託業務は業者への丸投げになってしまい、業務仕様や費用が業者の言いなりになっているケースが散見される。 本セミナーでは、発注者側である施設・病院が、適切に委託業者を管理し、委託費を削減するための具体的な手法を、実例を通じて解説する。
(2011年11月25日 15:20~16:30)
医療法人東和会 第一東和会病院 事務次長 行本 百合子 (ゆきもと ゆりこ) 氏
医療材料の管理はどの病院においても管理者にとって悩みの種である。少しでも効率的にとの強い願いを込めてSPD業者に委託している。しかし、院内に委託業者を管理する職員がいないため丸投げ状態の管理になっている病院が多数を占めている。本当に効率的な管理をするためには、担当する職員の教育が必須条件である。 この職員教育の実践例 (当院) を参考にしていただき、職員のレベルアップを図り、効率的な医療剤料管理につなげていきたい。