5Gの考え方から技術・制度の動向まで

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本セミナーでは、5Gの概要や考え方、取り巻く技術から、今後10年程度を見通したビジネスや、2030年ごろからの実用化を目指した6Gの動向等、技術開発戦略やサービス創出の検討に必要な情報を提供いたします。

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プログラム

第5世代移動通信システム (5G) は、超高速大容量、高信頼低遅延、多数同時接続などの特徴を持ち、移動通信に適した無線システムです。しかし、5Gでは無線技術だけではなく、管理システムやネットワーク制御に関する仕組みの見直しが図られており、これまでの携帯電話の延長としての使い方だけでなく、人間を中心として経済を発展させ社会的な課題を解決していく、いわゆる「Society 5.0」においても、5Gの活用は当然のものとして期待されています。このようなことから、その基礎的な技術や現在行われている制度化や実証試験に関する情報は、今後の技術開発戦略やサービス創出を検討する上で欠かせないものです。  本講演では、5Gの概要や考え方を始め、それを取り巻く技術について解説しますので、今後10年程度を見通したビジネスや、2030年ごろからの実用化を目指した6Gの動向について、広く情報を習得する機会としていただければと思います。

  1. はじめに
    1. 移動通信システムの歴史
    2. 5Gの特徴
    3. 実証試験の取り組み例
  2. 移動通信システムの仕組み
    1. システム構成
    2. 移動通信を可能にするためのハンドオーバ
  3. 5Gの技術 (基本編)
    1. 性能の概要
    2. 5Gで用いる電波の周波数と特徴
    3. 日本における5Gエリア展開の考え方
    4. New Radio法
  4. 5Gの技術 (詳細編)
    1. Massive MIMO
    2. インフラシェアリング
    3. ネットワークスライシング
    4. ネットワーク仮想化
    5. エッジコンピューティング
    6. Non Stand Alone (NSA) とStand Alone (SA)
  5. 標準化活動の動向
    1. 標準化活動の意義
    2. ITU – R
    3. 3GPP
  6. 日本で制度化されたローカル5G
    1. 自営システムの必要性
    2. ローカル5G制度の概要
    3. 課題とビジネス化のポイント
  7. 5Gにおける周波数共用の検討状況
    1. 周波数共用の必要性
    2. ダイナミック周波数共用
    3. 海外の状況
  8. 5G実証試験の取り組み
    1. 自動運転支援
    2. スマートオフィス
  9. 6G (Beyond 5G) の動向
    1. 世界における検討状況
    2. 日本における検討状況
  10. まとめ

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