本セミナーでは、ロボットを活用した自動化の手法や考え方、自動化設備の設計ノウハウ、ロボットを導入する前にやっておくべき改善について具体例をもとに解説いたします。
さらに、自動化の構築のプロセスや自動化可否判断、自動化後の投資効果の検証方法についても解説いたします。
深刻化する製造業の人手不足の対応策としてロボットを活用した自動化の需要が高まっています。特に産業用ロボットは、毎年、生産台数が伸長しており、日本のみならず海外向けに多くのロボットが生産され輸出されています。しかし、日本国内をみてもロボットが導入されて生産性が大幅に向上したといった成功事例を聞くことは多くありません。 製造現場では、もっと多くのロボットが導入されロボットが活躍できるチャンスが多くあるにも関わらず安全性や操作性、費用対効果等々で導入に至っていないのが現状です。ロボットは、導入すればすべての問題が解決する万能選手ではありませんが、作業に見合った適材適所に導入することでその効果を最大限に引き出すことは可能です。しかしながら人の作業の代替にそのままロボットを導入しても上手く行きません。 ロボットの導入の第一歩は、導入するにあたってロボットの正しい知識を学び、理解した上でロボットに代替する作業を決めて導入していくことです。そのためには、まず、現状の作業のムダが無いかをよく分析し事前に対策を行っておくことが重要です。生産の自動化を進める基本は、作業、段取り、設備、レイアウトなどに存在しているムダを徹底的に改善し作業をスリム化し可動率を上げロボットに代替することです。自社工場の自動化のレベルをよく理解し、計画的に自動化のレベルを向上させていく必要があります。 本講座では、ロボットを活用した自動化の手法や考え方、自動化設備の設計ノウハウを習得します。また、ロボットを導入する前にやっておくべき改善について具体例をもとに習得します。さらに、自動化の構築のプロセスや自動化可否判断、自動化後の投資効果の検証方法についても学習します。ロボットを導入しどうやって工場の生産性を上げれば良いのか方法を知りたい、生産ラインの自動化をどのように検討すれば良いのか?また、IoTをどうやって活用すればよいのか?などの数々の疑問を解決いたします。工場の生産性向上の対応をされている製造や生産技術者の方々、自動化ラインを検討しておられる設備設計者の方々、生産性の良い製品開発を検討されている開発設計者の方々まで幅広く、多くの方の参加をお勧めします。
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