消毒・滅菌の基礎および各滅菌法での滅菌バリデーションのポイント

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

新型コロナウィルスの影響により殺菌、消毒、滅菌、不活性化等の用語が不適切に使用されているケースもあり、関連の自社製品、取引先製品での使用表現では適切な使用が求められています。
本セミナーでは、滅菌の基礎から滅菌関連規格の動向解説、並びに近年注目されるEOG滅菌のリスク、電子線滅菌の特徴、電子線滅菌のバリデーションの具体的事例など解説いたします。

日時

中止

プログラム

現在、新型コロナウィルスの影響により、殺菌、消毒、滅菌、不活性化などの興味が高まる中、これらの表現が不適切に使用されていることが散見されている。  そこで、今回、これらの殺菌、滅菌等の基礎としての関連用語の確認から医療機器、医薬品等で使用要求されている滅菌に必要な科学的妥当性の検証 (滅菌バリデーション) について初心者向けに平易に解説する。特に、自社製品、取引先製品で消毒、滅菌品を扱う場合や今後これらの分野に参入したい場合にも参考にしていただきたい。

  1. 殺菌、消毒、滅菌の基礎
    1. 殺菌、消毒、滅菌とは 各関連用語
    2. ウイルスは細菌では殺菌、滅菌処理とは言わない
  2. 消毒、滅菌方法の種類と特徴
    1. 熱処理
    2. ガス処理
    3. 薬剤処理
    4. 放射線処理
      • ガンマ線
      • 電子線
  3. 微生物 (細菌等) の汚染菌確認方法
    1. 製品の付着細菌、真菌等の微生物の測定方法
    2. 各種の洗い出し、ふき取り方法
    3. 洗い出ししない方法
    4. 無菌試験方法
    5. 細菌数測定方法
    6. 微生物の形体観察、同定
  4. 滅菌製品の滅菌保証、無菌性保証の考え方
    1. 滅菌処理後の滅菌、無菌の判定、無菌性保証とは
    2. 製品の無菌試験結果による確認は正しい?
  5. 滅菌の科学的妥当性検証 (バリデーション) の基礎
    1. 滅菌バリデーションとは
    2. 滅菌バリデーション基準 (行政通知 )
    3. 滅菌バリデーションのDQ,IQ,OQ.PQとは
    4. 各滅菌法での滅菌バリデーション上の課題と留意点
      • 湿熱滅菌 (高圧蒸気)
      • EOG滅菌
      • ガンマ線滅菌
      • 電子線滅菌
    5. 製品の微生物汚染の測定方法とそのバリデーション

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて