トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎 メカニズム・評価・解析および材料・表面技術を活用した摩耗対策、摩擦制御法

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本セミナーでは、設計・製造・設備・品質などのエンジニアを対象に、トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) のメカニズム、摩擦・摩耗特性の評価・解析法、材料を利用する技術、表面に機能を付加する技術について詳解いたします。

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プログラム

トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) に関する諸問題は、複雑でつかみどころがないように思われがちですが、トライボロジーの基礎を理解し、原理・原則に基づいた対策を考えれば、解決は可能です。  本セミナーでは、日常業務で、トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) に関する課題に出会うことが多い、設計、製造、設備、品質などのエンジニアを対象に、トライボロジーの基礎である摩擦、摩耗、潤滑のメカニズム、摩擦摩耗特性の評価・解析法、ベースとなる材料技術 (材料を利用する技術) と表面技術 (表面に機能を付加する技術) 全般について、実務に役立つと思われる内容を厳選して、講義します。  実用化事例、課題解決事例を紹介し、耐摩耗対策、摩擦制御等の課題を解決するトライボロジー活用術を習得していただきます。

  1. はじめに
    1. トライボロジーとは
    2. トライボロジーの歴史
    3. 表面と接触
    4. 表面性状
    5. 固体の接触
  2. 摩擦のメカニズム
    1. 摩擦の法則
    2. 摩擦の機構
    3. 凝着部の成長
    4. 表面膜の影響
    5. 摩擦 (摩耗) 試験と摩擦係数
  3. 摩耗のメカニズム
    1. 摩耗の形態
    2. アブレシブ摩耗
    3. 凝着摩耗
    4. 比摩耗量
    5. 摩耗形態図
    6. エロージョン
    7. 焼付き
    8. 転がり疲労
    9. 摩擦摩耗試験結果例
  4. 潤滑のメカニズム
    1. 流体潤滑
    2. 弾性流体潤滑
    3. 境界潤滑
    4. 潤滑剤、潤滑油
    5. グリース
    6. 固体潤滑剤
  5. 材料技術と表面技術
    1. 耐摩耗表面設計
    2. 金属材料
    3. 熱処理、拡散処理
    4. セラミックス
    5. 高分子材料
    6. 表面被覆
    7. 薄膜被覆
  6. トライボロジー評価・解析方法
    1. 摩擦摩耗調査・解析の事例
    2. 各種摩擦摩耗試験
    3. 表面性状解析 (二次元、三次元)
    4. 試験機試作
  7. 実用化事例、課題解決事例
    1. 耐摩耗技術 (セラミックス) の開発事例
    2. 耐熱・耐摩耗技術 (製鉄機械設備:製銑~製鋼) の事例
    3. 高摩擦・耐摩耗技術 (溶射ロール) の開発事例
    4. 高摩擦・耐摩耗技術 (製鉄機械設備: 圧延~表面処理) の事例
  8. 質疑応答
  9. 個別相談

受講料

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