二酸化炭素削減対策技術

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本セミナーでは、二酸化炭素を原料としたエネルギーと化学品の製造技術、さらに実現可能なバイオマスや廃プラ原料からエネルギーと化学品製造技術を最新の欧州、米国、中国の動向を含めて解説いたします。

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プログラム

地球温暖化ガスである二酸化炭素の削減には多くの削減法が提案されているが、CCSは一定期間地下に貯蔵しておくだけで根本的な削減法とは言えない。炭酸塩としての固定やバイオマス利用も量的に大きな削減にはならない。二酸化炭素削減には二酸化炭素をリサイクル利用するのが究極の方法である。そのためにはCO2フリーの再生可能エネルギーからの水素を用いて燃料、化学品を合成することである。二酸化炭素を原料としたエネルギーと化学品の製造技術、さらに実現可能なバイオマスや廃プラ原料からエネルギーと化学品製造技術を最新の欧州、米国、中国の動向を含め解説する。  2019年ドイツや英国は再生可能エネルギーの割合は化石資源エネルギーを越えた。欧州ではCO2を用いたP2Gが普及し始めた。日本はCO2による液体燃料や化学品合成技術開発に遅れを取ってしまっている。国内の余剰電力や将来の再生可能電力の価格によって国産の燃料製造は夢ではない。

  1. CO2削減状況
  2. CO2の回収・補修と貯蔵
    1. 欧州CCUSプロジェクト
    2. 日本のCCSの現状
  3. CO2の固定化
    1. 大気中のCO2の捕集
    2. 海水中のCO2の捕集
  4. 水素エネルギー
    1. CO2フリー水素製造
    2. 水素キャリアー
    3. 人工光合成による水素製造の現状
    4. 燃料電池
    5. 水素社会
  5. バイオマスによるCO2削減
    1. バイオマスによる燃料製造
    2. バイオマスによる化学品製造
  6. 廃プラ・都市ゴミによるCO2削減
    1. 廃プラ液化によるオレフィンの製造
    2. 廃プラ・都市ゴミのガス化による航空燃料の製造
  7. 合成ガスの製造
    1. ドライリフォーミング
    2. CO2の還元
    3. 共還元による合成ガスの製造
  8. CO2から燃料の合成
    1. Power to Gas
    2. e-fuel
    3. 太陽電池を用いた国産燃料の可能性
  9. メタノール・エタノールケミストリー
    1. CO2からメタノールの合成
    2. CO2からエタノールの合成
    3. LanzaTech技術
    4. メタノール・エタノールから化学品の合成
    5. メタノール社会
  10. CO2から化学品の合成
    1. オレフィン、芳香族の合成
    2. ポリマーの合成

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