SDGs視点の新規R&Dテーマの発掘とその進め方

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プログラム

第1部 三菱ケミカルにおける「KAITEKI」の実現へ向けた新規研究開発テーマの発掘と、その進め方

(2020年11月13日 10:00〜11:30)

 三菱ケミカルは「KAITEKI実現」をビジョンに掲げて事業を展開しています。この「KAITEKI」とは「人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと」を表し、環境・社会課題の解決にとどまらず、社会そして地球の持続可能な発展に取り組むことを提案した三菱ケミカルホールディングス (MCHC) グループオリジナルのコンセプトです。本講演ではこの「KAITEKI」の実現に向けてR&Dとして新規テーマの発掘や新規事業の推進をどう進めているのかについて述べたいと思います。

  1. KAITEKIについて
  2. KAITEKI実現のための中長期の方向性について
  3. 中長期の戦略を睨んだテーマの設定方法について
  4. 中長期テーマを進める上で大切な視点

第2部 エア・ウォーターにおけるSDGs視点での新規R&Dテーマの発掘とその進め方

(2020年11月13日 12:15〜13:45)

 エア・ウォーターでは、「地球の恵みを、社会の望みに」というスローガンを掲げ、多彩な事業活動を通じて、持続可能な開発目標「SDGs」への貢献を目指している。研究開発部門では、開発成果をSDGsで掲げる各ゴールへ落とし込んで見える化させるとともに、最終目標である社会実装までを見据えた取り組みを推進している。食品残渣を原料としたメタン発酵システムの実証や、二酸化炭素排出量削減に向けたCO2回収・利活用技術の開発など、SDGs×研究開発の事例を踏まえて紹介する。

  1. AW経営理念×SDGs
  2. AWのSDGs推進に向けた取組み
  3. AW事業紹介
  4. これまでの研究開発
  5. これからの研究開発
  6. SDGsを見据えた研究開発のすすめ
  7. まとめ

第3部 OKIのイノベーション・マネジメントシステム”Yume Pro”と研究開発

(2020年11月13日 14:00〜15:30)

 2019年7月にイノベーション・マネジメントシステム (IMS) に関する国際規格ISO56002が発効しました。経済産業省は、同規格に基づくIMSを広めるため、昨年10月に行動指針を公表しています。同指針の中で、ISO56002を先取りしたIMSと紹介されているのがOKIのイノベーション・マネジメントシステム”Yume Pro”です。グループにおけるイノベーション活動の基盤となるYume Proの概要を説明します。Yume Proでは、イノベーション活動のプロセスを定めており、これをグループ全体の共通言語化するための活動を行っています。研究開発については、Yume Pro Technology プロセスを定め、SDGsに掲げられた社会課題解決を起点とした活動を行っています。具体的な研究開発プロジェクトも含めた研究開発活動についてご紹介します。

  1. イノベーション・マネジメントシステム (IMS) に関する国際的な潮流
  2. IMSに関する政策動向
  3. OKIのIMS“Yume Pro”の概要
  4. Yume Proのリーダーシップ・ビジョン
  5. OKIの成長戦略
  6. イノベーション活支援体制
    1. 人材
    2. インフラ
    3. 教育
    4. コミュニケーション
    5. 社内外への情報発
    6. ツール
    7. 認知
  7. イノベーション活動
  8. IMSの評価改善システム
  9. 研究開発に関する“Yume Pro Technologyプロセス”
  10. SDGs課題解決を目指す研究開発プロジェクト紹介

第4部 SDGsを踏まえた自社コア技術活用の考え方

(2020年11月13日 15:45〜17:15)

 2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標として「持続可能な開発目標 (SDGs) 」が設定されました。企業部門においては、企業価値の増大や投資を呼び込む際にESGを考慮する動きが広がると共に、事業の拡大や維持を行う際にもこのSDGsに対応することが重要と認識されつつあります。そこで、各社SDGsに対応した事業展開を検討するものの、自社との接点見出すことが上手く出来ずに苦戦しているケースも見受けられます。  そこで本セミナーではSDGs関連の“新事業テーマ”に取組む一つの視点として、自社の技術をSDGsとマッチングさせるための考え方についてご紹介致します。この機会に是非ご参加ください。

  1. 技術とは
  2. 自社技術を活用した新事業構想を進める意義
  3. 自社技術の可視化
  4. 技術評価とコア技術設定
  5. コア技術情報の管理と運用
  6. SDGsの目標・ターゲットと社会課題
  7. 機能展開による社会課題の技術課題への変換
  8. SDGsとコア技術のマッチングからの新事業アイデア創出
  9. 新事業アイデアから新事業計画策定・事業化推進へ
  10. 活動実践事例

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