国の施策として急速に展開されているスマート農業について、施設園芸・植物工場 (太陽光型) 分野に絞り、そこに至った道筋と開発された要素技術、現状の製品群や開発成果、地域展開例、今後のビジネスチャンスについて系統的な内容でセミナーを開催いたします。
講師は施設園芸・植物工場分野での約35年の業務経歴の中で、自動化、装置化、人工環境利用などでの技術開発と、国内外の事例調査や経営支援に関わってまいりました。スマート農業と称される分野は広範で抽象的な印象もありますが、本分野の実務や実際の装置、システムに落とし込み、現状や課題を把握する必要があると考えます。セミナーでは実例を豊富に紹介し、ビジネスとしての可能性を検討してまいります。
本セミナーではコロナ禍における消費者や業務分野での食料需要の変化にもとづき、今後の野菜を中心とした国産農産物生産と施設園芸・植物工場分野の在り方についても検討をしてまいります。総じて国内の野菜生産販売は堅調であるものの、外国人技能実習生などに依存した経営は困難となり、一層の軽労化や省力化が求められ、スマート農業への期待も高まっています。
- 施設園芸・植物工場とスマート農業の現状
- 施設園芸・植物工場の現状と展望
- 面積・個所数推移
- 最近の動向
- 供給過剰と価格影響
- 作型変化
- 設備高騰と低コスト化
- コロナ禍の影響と今後の展望
- 農水省の施策とスマート農業加速化
- 次世代施設園芸の地域展開
- スマート農業実証プロジェクト
- データ駆動型農業の実現への流れ
- スマート農業の要素技術と生産性向上
- ICT利用による施設生産性向上
- モニタリングと環境制御装置の普及拡大
- 経験と勘と手間からの脱却
- 施設生産性向上策
- 作型と販売戦略
- モニタリングとPDCA
- 植物生理と環境制御
- ICT利用による労働生産性向上
- 生産管理と労務管理への導入
- 労働生産性向上策
- マーケットインでの生産管理システム事例
- 自動化省力化による生産性向上
- 自動化省力化の現状
- 新たな設備設計
- 事例紹介と今後の展開
- イチゴ栽培での生産、収穫、出荷までの一元管理 (A農場)
- トマト栽培での生育モニタリングによる品質向上 (B社)
- 地域でのグループ活動とICT活用による生産性向上 (C農協)
- 今後の展開
- 計測制御技術
- 作業者の生産性
- マーケットインでの生産出荷管理技術
- コロナ禍におけるスマート農業の展開
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
- 他の割引は併用できません。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。