映像配信 2012

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プログラム

1. 映像コンテンツ配信事業の最前線 ~NHKオンデマンドの事例から

(2011年12月7日 14:30~15:40)

日本放送協会 NHKオンデマンド室 専任部長 辻 泰明 (つじ やすあき) 氏

 2011年は「放送と通信の融合」~就中その中核となるオンデマンド配信~ を取り巻く状況が大きく様変わりした年だった。3月の東日本大震災、7月の完全地デジ化を経て、放送と通信の融合が一段と進み、ビデオオンデマンドの需要も盛り上がりの兆しを見せている。12月で事業開始3周年を迎えるNHKオンデマンドの歩みは、映像コンテンツ配信事業における貴重な知見の集積でもある。「放送番組は無料」という感覚が利用者に根強い日本において、有料配信事業が成立するための条件とは何か?放送とは明らかに異なる通信のニーズとはどのようなものか?そして、どのような番組がオンデマンドではヒットするのか?最新のマーケティング分析から、映像コンテンツ配信事業の過去・現在・未来を解析する。

  1. 東日本大震災以後の「放送=通信融合」
    • SNSとオンデマンド
  2. NHKオンデマンドの現状
    • 事業伸び率と収支状況
  3. 7.24 (完全地デジ化) 以降のオンデマンド視聴動向
  4. NHKオンデマンドにおけるマーケティング分析事例
  5. 放送とは明らかに異なる通信の番組ニーズ
  6. 最新マーケティング分析
    • オンデマンドで強いのはどんなコンテンツなのか?
  7. オンデマンド配信の最新動向
    • マルチデバイス化への動き
  8. 近未来における「放送=通信融合」の理想形は?
  9. 質疑応答/名刺交換

2. J:COMメディア事業 成長戦略の方向性

(2011年12月7日 15:50~17:00)

(株)ジュピターテレコム 理事 メディア戦略本部 本部長 小早川 浩 (こばやかわ ひろし) 氏

 今年7月24日の完全デジタル化を契機に、放送・映像配信ビジネス市場は大きな転換期をむかえ、ケーブルテレビ市場も業界の垣根を越えた競争環境激化の時代に入った。  2009年にケーブルテレビ事業と垂直統合したメディア事業部門は、この転換期を大きなビジネスチャンスとして捉え、マーケティング戦略の再構築による「メディア事業の多角化」を成長戦略の柱に据えている。  本講演では、この成長戦略の方向性についてご説明させていただく共に、新たなパートナーシップを築く場としても繋げたい。

  1. J:COM 中期事業計画の目指すところ
  2. メディア事業の成長戦略の方向性
    • マルチチャンネルオペレーターから総合メディア事業グループへ
  3. メディア事業の多角化 (=事業領域の拡大)
    • 独自コンテンツ囲い込み
    • チャンネル事業強化
    • コンテンツ配信事業強化
    • 広告事業強化
  4. 映像配信ビジネス (VOD) の今後の展望
    • これまでの取り組み
      (NHK・民放等、CM割等 直近動向を中心に)
    • 今後の展望
      • コンテンツ拡充
      • マルチデバイス対応
      • Over The Top など
    • KDDIとのアライアンス進捗
  5. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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