第1部 放射線滅菌の実務ポイントと滅菌バリデーション
(2020年10月8日 10:00〜11:00)
放射線滅菌のメリット・デメリットおよび滅菌バリデーションについて実務経験と 実施結果 (データ・写真) を基に課題解決・対応法を分かり易く解説する。併せて放射線照射による樹脂劣化のポイントについても触れる。
- 滅菌法比較および最適な滅菌法の選択
- 電子線滅菌とガンマ線滅菌の使い分け
- 滅菌コスト低減策
- 放射線照射施設概要 (電子線およびガンマ線照射施設)
- 滅菌バリデーション概要 (進め方・試験ポイント)
- 放射線滅菌製品の滅菌実務と承認申請に関する通知にかかる対応について
- 放射線照射による材質への影響
- 滅菌線量設定方法の選択基準
- 製品ファミリーを代表する製品の指定 (検体数低減)
- プロセス有効性の維持 (滅菌線量監査)
- 汚染菌同定および同定結果活用の事例
第2部 ガンマ線照射による滅菌・殺菌について
(2020年10月8日 11:10〜12:10)
ガンマ線照射による滅菌は一般的な方法であり、医療機器への利用のほか、医薬品、化粧品、包装容器・資材、衛生材料など、私達の身の回りの製品に広く利用されています。
- ガンマ線とは?
- ガンマ線照射の特徴
- 実施例
- 実用化 (滅菌バリデーション)
第3部 低温蒸気ホルムアルデヒト滅菌について
(2020年10月8日 13:00〜14:00)
日本の医療現場で使用可能となった低温蒸気ホルムアルデヒド (LTSF) 滅菌について、その基礎・構造・原理について解説し、酸化エチレンガス (EOG) 滅菌の代替法として普及しつつある実態について解説する。
- LTSF滅菌の基礎を理解する
- LTSF滅菌の作用機序
- 構造と原理、開発の経緯
- 製造施設での滅菌と医療現場での滅菌の違い
- SUD機材を前提とした滅菌
- Re – USE機材を前提とした滅菌
- 医療現場における滅菌保証のガイドライン2015
- 高圧蒸気 (湿熱) ・EOG・プラズマ・H2O2・LTSF滅菌の位置付け
- 手術医療の実践ガイドライン (改訂第三版) 2019
第4部 湿熱滅菌 (高圧蒸気滅菌) の製品適格性
(2020年10月8日 14:10〜15:10)
- 滅菌の基礎
- 滅菌
- 滅菌保証
- 湿熱滅菌の基礎
- 滅菌プロセス
- 滅菌装置
- プロセス条件
- 湿熱滅菌における製品適格性
第5部 空間浄化の世界が変わった「光触媒技術」でウイルス除菌
(2020年10月8日 15:20〜16:20)
日本発のオリジナル技術である光触媒を特殊技術によりコーティングしたフィルターや建材を用いた技術及び製品を紹介する。
- フジコーのテクノロジー
- JAXA共同研究
- 光触媒とは?
- フジコーの光触媒技術の特長
- 製品紹介
- 消臭除菌床タイル ラインナップ
- 消臭除菌床タイル 菌とウイルス性能例
- 空気消臭除菌装置 ラインナップ
- 空気消臭除菌装置 菌とウイルス性能例
- キラエアー
- 空気消臭除菌装置 主要方式間の比較
- 除菌シート
- 応用分野
- 導入事例
- 介護施設
- 病院施設
- 業務用 空気消臭除菌装置の設置例
- トピックス
- 広報
- MaSSCwebサイトニュース
第6部 紫外線 (UV) ・低エネルギー電子線 (EB) による不活化について
(2020年10月8日 16:30〜17:30)
新型コロナウイルスの不活化にUVが有効である事が提示された。そこで、 UVによる微生物 (ウイルスも含む) の不活化について、基礎的なメカニズムか ら応用例について解説する。また、EBによる不活化についても合わせて紹介する。
- 不活化技術の基礎
- 不活化が必要な理由 (危害について:感染、食中毒、腐敗)
- 微生物 (カビ、菌、ウイルス) の基礎知識 (新型コロナウイルスも含む)
- UVによる不活化技術
- UVの基礎:光、深紫外線、光化学反応
- 不活化技術について (メカニズム)
- UV光源と計測技術
- UV光源の種類と特徴
- UV計測
- カビ、菌、ウイルスに対する不活化確認試験例
- 応用例
- EBによる不活化技術
- 放射線 (EBも含む) による不活化メカニズム
- 各種微生物の不活化に必要なエネルギー
- 特徴
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