化粧品に品質を確保するための原材料調達・管理のポイント

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本セミナーでは、化粧品原材料に求められる品質内容を整理し、海外調達の進め方の肝について解説いたします。

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プログラム

本講座では、化粧品における信頼性が高く、お客さまが求める安全・安心の商品を提供する上で重要な要素である原料、材料について、商品の企画、設計、生産に携わる方を対象として、採用・検討時に管理すべき事項、購買・調達時に管理すべき事項、求められる製品の品質に対して使用する原材料の管理事項について解説します。  更に、最近法的にも供給者管理が求められており、局方、省令の要求事項の理解と共に、各種保障項目や取引先監査の進め方について、重要ポイントを学びます。今回は、法的要求事項の説明だけでなく、実務者が何をしたら良いのかを十分に理解できるよう解説します。

  1. 化粧品における原材料の位置付け
    1. 品質の高い化粧品とは?
    2. 化粧品における品質機能展開とは?
    3. 基本設計の進め方
    4. 機能展開およびサブ機能展開
    5. 化粧品における包装材料による価値創造
    6. 化粧品における原料の配合による価値創造
  2. トラブル事例を基にした原材料調査・対策の進め方
    1. 原材料の供給者管理とは?
    2. 供給者の総合的な評価方法
    3. 品質リスクマネジメントに関する調査方法
    4. 原材料調達における供給者管理とは?
    5. 原材料に関する規制動向 (ISO、GMP)
    6. 採用時の書類調査の進め方
    7. 実地調査の進め方
    8. 継続的な管理方法
  3. 原材料の国際調達の留意事項
    1. 海外からの化粧品用原材料の調達の進め方
    2. 海外調達原材料のコスト、品質、納期の留意点
    3. 海外調達のリスク対応方法
  4. 化粧品で用いる資材の品質管理
    1. 資材に関する品質に関する必要要件 (局方)
    2. 資材に関する法的位置付け (省令)
    3. 資材に求められる機能
    4. 資材類の設計段階における留意事項
    5. 直接容器が中味に与える影響とその対応方法
    6. 処方成分による容器素材の留意点
    7. 容器類の調達に当たっての留意事項
    8. 容器設計のプロセス (例)
    9. 資材類に関する具体的な留意点
      1. ガラス容器
      2. アルカリ (Na) 溶出
      3. 鉄イオン
      4. プラスチック容器
      5. 透湿性
      6. ブリード現象・フォッギング現象
      7. 改竄防止機構
      8. 資材類の試験法の考え方
      9. 安定性保証
      10. 物流保障
      11. 温度保証
      12. 吸湿性保障
      13. 表示規制対応
      14. 法的表示要求の要件
      15. 広告表現
      16. レーベル管理の要件 (cGMP)
  5. 化粧品で用いる原料の品質管理
    1. 化粧品用原料製造所の法的規制
    2. 原料メーカーとの品質契約の考え方
    3. 品質のモニタリングの進め方
    4. 全成分表示とキャリーオーバー成分の制御
    5. 化粧品用原料サンプル輸入時の注意事項
  6. 化粧品における原料の調達の進め方
    1. 原料 (香料) の調達に当たっての留意事項
    2. 原料 (香料) の管理体制とは?
    3. 原料に求める品質と留意事項
  7. 品質の高い製品の実現
    1. 安定した製品を供給するためには?
    2. 製造品質を向上させるためには?
    3. 資材類における欠点区分表
    4. 資材類で排除すべき不良項目
    5. 製造品質を向上させるためには?
    6. 製品での保障規格項目

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