生体親和性材料の表面設計と評価・分析法

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人工臓器から再生医療、予防診断に使われるバイオセンサーといった医療デバイスは、生体と直接もしくは間接的に接触して使われる。そこで材料には生体に害を及ぼさないという生体適合性が必須機能となる。  本講座では、材料と生体の初期反応であるタンパク質吸着から細胞接着のメカニズムを解説し、生体適合性発現機構について学ぶ。また生体適合性材料を医療デバイスへ応用する際の技術課題と将来展望について紹介する。

  1. 医療材料の基礎物性
    1. 親水性、疎水性、イオン性材料
    2. 界面の重要性
    3. 表面・界面の物理化学
    4. 固体表面における吸着
  2. タンパク質の吸着および細胞接着
    1. タンパク質の吸着から血栓形成
    2. 細胞接着
  3. バイオ界面の分析法
    1. 材料表面の分析法
      • XPS
      • AFM
      • SEM
      • TEM
      • SFGなど
    2. 吸着タンパク質の分析法
      • SPR
      • QCMなど
    3. 細胞接着の評価 (免疫染色など)
  4. 生体親和性材料を用いた応用
    1. タンパク質非吸着材料の応用 (人工心臓や人工肺を題材に)
    2. ナノ粒子の応用 (DDSや細胞イメージングを題材に)
    3. バイオセンサーへの展開
      • ウイルス
      • がん診断
      • リッキドバイオプシーなど
    4. 再生医療への展開
    5. ヘルスケアへの展開
  5. 将来展望

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学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。