異物・コンタミネーション 不良低減に結びつくクリーン化ノウハウと静電気対策の基礎

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーは、使う側の立場に立ったクリーンルームのあり方、その改造方法、クリーンルームの運用方法、及び一般環境下においてもゴミ・異物不良でお困りの現場の改善も視野に入れて、クリーンルームの基礎から運用までを生産現場の不良削減手法及びその事例をご説明いたします。

日時

中止

プログラム

生産現場で発生している不良はそのまま廃棄の対象となってしまいます。これらの不良が削減できれば全て利益として還元され、その原価改善効果は計り知れません。「この程度の不良は出ても当たり前だ」と考えずに、今一度不良削減に取り組んでみませんか?  本講演は使う側の立場に立ったクリーンルームのあり方、その改造方法、クリーンルームの運用方法、及び一般環境下においてもゴミ・異物不良でお困りの現場の改善も視野に入れて、クリーンルームの基礎から運用までを生産現場の不良削減手法及びその事例をご説明致します。  クリーン化技術は医療に関しても同様の様で、医療現場でもクリーンに関する知識はなかなか取得できないようです。今回の講演を通じて、企業内の新型コロナ対策の一助になる知識として是非ともお役に立て下さい。

  1. クリーン化技術について
    1. 新型コロナ対策として役に立つクリーンに関する知識
    2. ゴミ・異物とは何か? (対策の対象となる不良や不良原因の範囲は?)
      1. ゴミ・異物の範囲 雰囲気中のゴミ・異物
      2. 因果律
    3. クリーンルームの基礎知識
      1. クリーンルームの四原則
      2. クリーンルームの原理
      3. クリーンルームの方式
      4. クリーンルームとは一体どの様な部屋なのか?
      5. ゾーニングとは何か?
    4. クリーンルームの規格
      1. 規格の始まり
      2. 米国Fed – Std – 209とISO規格
      3. 各国のクリーン度規格
      4. クリーンクラスグラフの活用
    5. ゴミの性質を知る 先ずは敵を知ろう
      1. クリーン化へのステップ
      2. ゴミ・異物の大きさを認識する
      3. ゴミ・異物の見つけ方
        • 不良の原因となっているゴミや異物をどの様にして発見するのか?
      4. ゴミ性質を認識する
    6. ゴミの見つけ方
      1. 管理すべきゴミ・異物は何か?
      2. ゴミの見える化 (輝度、コントラスト)
      3. ゴミ・異物の補足方法
      4. ゴミの判別方法 繊維の判別
      5. 繊維の見分け方
      6. FTIRの活用
    7. 現場点検のポイント:跡を探す
    8. クリーンルームの運用方法
      1. 清掃の方法
      2. 清掃頻度の考え方
      3. 清掃を簡略化するアイデア
      4. クリーンルーム入室時の注意事項
      5. クリーンルーム内での注意事項
    9. クリーンの四原則と5S
    10. 現場改善事例のご紹介
      • 半導体工程
      • 射出成型
      • 半田付け
      • 塗布工程
      • 組立工程 等
    11. ゴミの堆積例のご紹介
  2. 静電気について
    1. 静電気により発生する問題
    2. 静電気とは何か?
    3. 何故イオン化するか?
    4. 様々な帯電現象
    5. 具体的な帯電の例
      1. 誘導体電
    6. 導体と絶縁体
    7. 導体の帯電と絶縁体の帯電
    8. 帯電列
    9. 人体放電と電撃の関係
    10. 静電気破壊
    11. 帯電量と湿度
    12. 見かけ上の静電気の変化
    13. 各種静電除去方式とその特徴
    14. 主な静電気メーカー
    15. 静電気対策の基本的な考え方
    16. 静電気対策の基本ルール

会場

江東区文化センター
135-0016 東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

アカデミック割引

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。