自己組織化材料の開発とナノ構造、空間材料への応用

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プログラム

第1部 分子自己組織化によるナノ構造の構築

(2020年9月7日 10:30〜13:45 途中休憩を挟みます)

 主として長鎖アルキルシラン系化合物を用いた金属酸化物表面の加工方法とその応用を通して、酸化チタン半導体による光触媒機能を組み込んだ超撥水性・超親水性表面の構築について紹介する。また、ガラスや金属基板の表面加工のほか、超撥水性アルミナ被膜を基板表面に構築する方法についても紹介する。

  1. 自己組織化単分子膜を応用した超撥水加工
    1. 自己組織化単分子膜とは?
    2. 自己組織化単分子膜を基板表面に構築するには?
    3. マイクロコンタクトプリント法による表面パターニング
  2. ガラスや金属基板の超撥水処理
    1. 自己組織化単分子膜による超撥水/超親水表面の構築例
    2. 自己組織化を用いた超撥水Al2O3薄膜の成膜

第2部 自己組織化・自己集合を利用したナノ空間材料の合成・構造制御

(2020年9月7日 14:00〜17:00)

 物質科学と反応操作・分離操作を融合させた新しい化学工学の創成が必要であると考え、自己組織化・自己集合を利用した「ナノ空間材料の合成・構造制御」および「ナノ空間の物質移動が関与する反応操作・分離操作」に関する研究開発を行っています。これまで行ってきた材料合成について自己組織化を中心に講演します。

  1. 自己組織化・自己集合を利用したメソポーラス物質の合成
  2. 規則性メソポーラスシリカ薄膜の合成
  3. 規則性メソポーラスカーボンの合成と電極特性
  4. 自己組織化を利用した無機材料の形態制御 (ZnOを例に)
  5. 規則性ナノ多孔体合成と触媒反応 (ゼオライト合成)

受講料

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