現代日本のものづくりは、労働者不足と技能伝承の課題に直面しています。さらに、海外とのコスト競争にあらゆる業界が巻き込まれ、押し寄せる無理難題に現場は疲弊する一方です。このようなものづくりの現場にとって、生産プロセスの自動化・合理化が最重要課題の一つであることは、もはや疑いの余地はありません。
これまで人が手を加えていた工程をうまく自動化できるかどうかは、自動化設備に対する基本の理解度で決まります。たとえ自動化設備メーカーに依頼する場合であっても、自社が基本を押さえ、設計に主体的に取り組むことで、よりニーズに適った自動化が実現します。
この講座では、生産プロセスの自動化や生産性向上を進めたい方のために、「自動化をどのように進めるか?」についての基本から、自動化による費用対効果を評価する方法、そして自動化の効果を最大限に引き出すための故障の対策と予防まで、生産プロセスの自動化の知識を総合的に解説します。また、設備の安全を確保するための必須知識も学ぶことができます。
自動化設備設計の様々な事例を交えた、はじめての方にも分かりやすい内容となっています。これから生産プロセスの自動化をお考えの方や、工程の生産性向上をお考えの方は、ぜひ本講座を活用して、自動化の効果を最大限に発揮してください。
- 生産プロセスの自動化:各種設計方法の特徴、自動化をどう進めるか?
- 生産プロセスの設計方法
- トータル設計
- 付加設計
- 組合せ設計
- 改良設計
- 設計方法の選び方
- 自動化の費用対効果: 自動化をどう評価するか
- 自動化の評価方法
- 費用・便益分析
- 点数評価法
- 消去法
- 生産方式の選定
- ライン生産方式
- セル生産方式
- ロット生産方式
- 個別生産方式
- 自動化設備における課題と対策:故障とチョコ停、対策はできるところから、予防保全
- 生産効率阻害要因
- 稼働率と可動率
- 設備7大ロス
- 自動化設備のチョコ停対策
- チョコ停の要因
- チョコ停対策の進め方
- 自動化設備の故障予防
- 自主保全
- 専門保全
- 停止時間を減らし無人運転へ
- 安全な設備:誤使用・不注意な使い方の防止、機械の包括的な安全基準に関する指針
- 誤使用・不注意な使い方の防止
- 機械安全とリスクアセスメント
- 危険分類とリスクレベル
- 機械の包括的な安全基準に関する指針
- 制限の決定
- 危険源の同定
- リスクの見積り
- リスクの評価
- 具体的な事例:具体的な実施例や失敗談
- 成功した実施例
- 失敗から何を学ぶか
ライブ配信セミナーの受講について
- 本講座は、Zoomを利用したライブ配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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- パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー配布資料は印刷物を郵送、またはPDFファイルを送付いたします。
- 当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
- 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は、管理者側で部外者の退出、あるいはセミナーを終了いたします。
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。