第1部 ポリウレタンの構造・特性およびポリウレタンの中国事情
(2020年9月16日 10:15〜11:45)
演者が長く携わってきた、ポリウレタン原料開発とその製品物性を非発泡分野に焦点 をあてて、基礎的に説明する。 またその適用分野と適用理由にも言及して、今後の動向を探る。
- ポリウレタンの特性と概要
- 歴史
- なぜ拡大してきたか・背景
- ポリウレタンの特性とその制御
- ポリオールとそのポリウレタン物性
- 塗料用ポリオール
- 一般的なポリオール
- 特殊ポリオール
- イソシアネートとそのポリウレタン物性
- イソシアネートモノマー
- オリゴマー・プレポリマー・ポリマー
- ブロックイソシアネート
- 最近のイソシアネートの動向・開発志向
- ポリウレタンの劣化機構と安定性向上
- ポリウレタン塗料の中国事情・環境対応の強化
第2部 高機能イソシアネート系水性架橋剤とその応用
(2020年9月16日 12:30〜13:45)
- 架橋の基礎
- 架橋とは
- 各種架橋反応
- ウレタン架橋と各種物性
- ポリイソシアネートについて
- ジイソシアネートモノマー
- イソシアネート基の反応
- ジイソシアネートの反応性
- ポリイソシアネートの構造
- ポリイソシアネートの物性
- ポリイソシアネートの水性化
- ポリイソシアネートの水系化方法
- 親水基導入タイプ
- 疎水低粘度タイプ
- 1液タイプ (ブロックポリイソシアネート)
- 用途例
第3部 ポリウレタンの構造と物性の解析
(2020年9月16日 14:00〜15:15)
- ポリウレタンの構造解析手法
- 化学構造解析
- 動的粘弾性
- パルスNMRによるセグメント構造評価
- モルフォロジー等
- ポリウレタンの高次構造と物性の関係
- ハードセグメントの凝集状態
- 分子運動性による物性発現機構
第4部 ポリウレタンの劣化分解メカニズムとその分析解析
(2020年9月16日 15:30〜16:45)
本セミナーではポリウレタンの劣化、分解のメカニズムについて触れ、 それらの分析解析方法についてご紹介します。 ポリウレタンの特性により、使用される環境で劣化の機構にも違いがあります。 使用する分析装置でどのようなデータが取得でき、またそのデータか ら何を考察できるのかを把握理解することが重要であり、分析 装置の原理やデータから読み取れる内容についても解説いたします。 本セミナーで、分析装置の原理の理解とともに、素材の劣化分解を 分子原子レベルでの視点で理解することが可能となります。
- ポリウレタンとは
- 反応生成機構と分子構造
- 特性
- 用途
- ポリウレタンの劣化分解について
- 光分解機構
- 熱劣化機構
- 薬品劣化機構
- その他劣化分解事例
- 分析解析手法
- 分析解析の流れ
- 分析解析装置、および原理について
- 各分析解析事例紹介
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。