DRBFM 実践活用方法

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本セミナーは「変化点管理」と「DRBFM」についてのあるべき実施方法を事例を交えながら紹介し、実務に活用可能な内容を解説いたします。

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現在の設計業務の方法は、流用設計が基本です。元になる製品を抽出した上でそこからの変化点を検討し、その変化した部分のみ設計をすることで、設計のリードタイムを短縮させようとしています。  しかし、この変化点を正しく抽出できなければ、品質上問題が発生してしまいます。現在の製造業における品質不具合の種類を見ていると、この変化点の部分に絡んで問題が発生していることがほとんどです。「新規設計と既存設計部分のインターフェースを考えれていなかった」「既存設計部分の変えてはいけない部分をかえてしまった」「既存設計部分に不要な機能が入っていた」などです。  上記のような品質問題を起こさないようにするためのツールがDRBFMです。しかし、DRBFMの帳票だけを実施していては品質レベルは向上しません。  DRBFMの根本の考え方である「変化点管理」を実施し、DRBFMを実行して、初めて問題の未然防止が可能となるのです。  本セミナーは「変化点管理」と「DRBFM」についてのあるべき実施方法を事例を交えながら紹介し、実務に活用可能な内容を解説します。

  1. 製造現場からみた設計現場の課題や悩み
    1. 設計現場の課題事例紹介
    2. バックローディング
    3. ノウハウが社内に蓄積されていない
  2. グループワーク①
    ~設計現場、製造現場の課題について考える~
  3. 設計プロセスのあるべき姿
    1. フロントローディング
    2. コンカレントエンジニアリング
    3. 設計プロセスの事例紹介
  4. 設計品質向上策
    1. 「品質企画」と品質管理の目的を理解する
    2. 品質を保証する考え方の歴史の変遷
    3. 品質企画があると手戻りがなくなる
    4. 品質企画の造り込みとは
    5. 品質企画のための7つのツール
    6. グループワーク② ~現状の問題未然防止の仕組みの課題検討~
  5. DRBFM (Design Review Based on Failure Mode) 実践
    1. DRBFMの定義
    2. DRBFMの誕生の経緯
    3. DRBFMと変化点管理の手法
      1. 製品全体像の把握
      2. 部品階層の確認
      3. 変更点と変化点の抽出
      4. 機能の抽出 (機能系統図)
      5. 故障モードの抽出
    4. DRBFMの構成
    5. DRBFMの適切な検討時期
    6. DRBFMの内容
    7. グループワーク③ ~DRBFMを実践しよう~

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