事業化プロデューサー養成講座

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事業化プロデューサーとは簡単に言うと、「新たな売上をつくれる人材のこと」です。技術等自社のコンピタンスを理解し、顧客ニーズと結びつけた上で魅力あるビジネスモデルをつくり、そして新規事業創出のマーケティングのできるエネルギーを持った人材のことです。  企業には、研究開発、企画、製造、営業など各機能の専門人材は豊富に存在しています。しかし、上記のような事業化プロデューサー人材は、必要とされているにも関わらず育成の仕組みがないのというのが実態です。  本講座は、事業化プロデュースの専門講義、及び事例紹介を通じて、事業化プロデュースの進め方の体系と必要とされる実践的な事業企画の技能の習得を狙いにするとするものです。なお、アフターコロナのビジネスチャンスの考え方についての解説も行います。

  1. 事業化プロデューサーに求められる能力
    1. 新規事業のテーマ探索が難しい本質
    2. 論理思考だけではユニークな新規事業は発案できない
    3. 様々な業界のことを知る意味は何か
  2. 一般的な新規事業テーマ探索の進め方
    1. 成長分野を探して自社に合ったテーマを選ぶ“情報分析型テーマ探索”
    2. アイデアをたくさん出して、調べて選定する“アイデア先行アプローチ”
    3. 技術トレンドを調査して技術をテーマ化する“技術トレンド分析型テーマ探索”
    4. トレンド予測をして自社に合ったテーマを先取りする“未来社会予測型テーマ探索”
  3. 事業化プロデューサーの基礎知識
    1. アイデアって何?アイデアの構造が分かればアイデアの使い方が変わる
    2. 潜在ニーズって何?潜在ニーズの構造が分かれば探索の考えからが変わる
    3. 差別化って何?差別化の余地の大きいテーマを狙う
  4. 新規事業テーマ探索のアプローチ (目的指向アプローチ) の概要
    1. 目的指向アプローチの狙いと利点と欠点
    2. 目的指向アプローチの全体像
  5. 目的指向アプローチによるタネ探しの進め方
    1. 意外と知らない自社のこと (自社を客観的に知る工夫)
    2. 新規事業の探索領域 (仮ドメイン) の決め方
    3. ビジネス構造マップを使って探索領域を絞り込む
    4. 魅力ある顧客の絞り込み方
    5. 顧客の声を聞き事業アイデアを修正
    6. 得意技術を核とする新製品、新規事業テーマ探索のポイント
    7. 材料、部品、最終製品メーカーによる探索の違い
  6. 競争力のあるビジネスモデルの立案
    1. 差別性の高い顧客価値の設計の考え方
    2. ビジネスモデル立案のポイント
    3. 競争障壁構築の考え方とつくり方
    4. 撤退基準の考え方
    5. テーマの評価力向上のポイント
  7. アフターコロナがもたらす変化とビジネスチャンスの考察
    1. 免疫力 (免疫力の意識の高まり)
    2. 時間 (時間と空間の価値)
    3. コミュニケーション (つながりの種類)
    4. 何が変わり (変化) 、何が変わらないのか (不変)
    5. 変化、不変のメカニズムの想像が仮説の始まり

受講料

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教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。