本セミナーでは、射出成形プロセスと押出成形プロセスを取り上げ、それぞれのプロセスから製造される製品の品質故障について概説するとともに、その品質故障の中から混練プロセスが原因となる可能性が高い品質故障について、コンパウンドメーカーへ改善要求する場合の技術的ポイントを高分子材料技術の初歩から掘り下げて解説いたします。
日本の高分子産業では、成形メーカーとコンパウンドメーカーの分業体制で多くの成形体製品が製造されている。コンパウンドから成形体まで一貫したプロセスで製造しているのは、タイヤメーカーのようなゴム産業の一部である。日本の高分子産業では、成形体とコンパウンドの製造メーカーが分業体制となっているため、コンパウンドが原因で発生した成形体の品質故障では、その対策に時間がかかる場合が多い。 本セミナーでは、射出成形プロセスと押出成形プロセスを取り上げ、それぞれのプロセスから製造される製品の品質故障について概説するとともに、その品質故障の中から混練プロセスが原因となる可能性が高い品質故障について、コンパウンドメーカーへ改善要求する場合の技術的ポイントを高分子材料技術の初歩から掘り下げ解説する。さらに、最近話題のマテリアル・インフォマティクスについて解説し、データ駆動型材料設計の一例や設計を実現した新しい混練プロセスについても解説する。高分子成形体の品質を安定化するためには、成形体に至るすべてのプロセシングを含めた配合設計が重要である。
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