オーバー・ザ・トップ・ビデオ (OTT-V) の利用者は大きく増え、これが多チャンネルサービスの加入者減少の原因となっているかが話題になっている。しかし、OTT-V市場自体も安定はしていない。Netflixは、価格体系を変えた事で加入者を失っているし、Huluは売りに出されている。OTT-Vのビジネスモデルがいかにあるべきかは、まだ不明瞭な状況である。
本講演では、NetflixとHuluの誤算とその原因を分析し、OTT-Vのビジネスモデルの変革の動きを明らかにする。また、Hulu Japanの参入による日本市場へのインパクトも考察する。
- OTT-V視聴市場規模
- 多チャンネル加入者、売り上げ
- ビデオレンタル売り上げ
- OTT-V市場、売り上げ
- Netflixの誤算
- Netflixのビジネスモデル
- Netflixビジネスモデルの間違い
- オリジナルコンテンツ制作進出とその影響
- Netflixのビジネスモデル変革
- Huluの問題
- Huluのビジネスモデル
- Huluビジネスモデルの間違い
- 身売りによる業界勢力図への大きな影響
- Huluのビジネスモデル変革
- Netflix、Hulu競合プレイヤーの戦略
- Apple iTunes
- Amazon Instant Video
- Dish/Blockbuster
- Google YouTube
- Vudu
- ケーブル陣営TV Everywhere
- HBO等の有料チャンネル
- OTT-Vのビジネスモデルは今後どう変化するか
- 無料 対 有料
- トランザクション 対 サブスクリプション
- アラカルト 対 パッケージ
- 海外進出の加速
- 多チャンネルサービスとの競合と協調
- スマートフォン、タブレット配信の飛躍
- 多チャンネルサービスのクラウド化
- GoogleのMotorola Mobility買収
- コンテンツ事業者の戦略の変革
- 日本に押し寄せる黒船と変革の兆し
- Hulu Japanの焦りとNetflixの静観
- 市場活性化か淘汰の時代か
- 質疑応答/名刺交換