高分子材料の内部構造と破壊メカニズムおよびその解析方法

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高分子材料の成形品の物性は単にモノマーの化学構造だけで決まるのではなく、その高次構造にも強く依存する。つまり、成形加工の方法や条件などの制御により内部微細構造、高分子鎖の相互配列、結晶化度などを変化させ、成形品の物性を左右することが可能である。  本講座では、高分子材料の内部構造および破壊メカニズムに関する基本的な分析手法を説明するとともに、主に射出成形した高分子材料を中心に解説する。また、塑性加工や接合加工における成形品の内部構造と破壊メカニズムの関係についても解説する。

  1. 高分子材料の内部構造および破壊メカニズムの分析手法
    1. 偏光光学顕微鏡
    2. 走査電子顕微鏡
    3. FT – IRなど
  2. 射出成形加工について
    1. 内部構造や高次構造の形成
    2. 力学特性と破壊メカニズム
  3. 塑性加工について
    1. 圧延加工における高分子材料の高次構造と力学特性の関係
    2. ECAP加工による高分子材料の高次構造の変化
  4. 接合加工について
    1. 各種接合方法による接合界面の形成メカニズム
    2. 界面構造と破壊メカニズム

会場

新宿区立 新宿文化センター
160-0022 東京都 新宿区新宿 6-14-1
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