現在COVID-19 (新型コロナウィルス) の世界的蔓延は、5G基板業界動向にも大きな負インパクトを与えているが、一方5G通信システムがその対抗手段として更に注目され、逆に5G応用が加速してきている現状がある。最初にその市場分析を紹介する。
2019年に市場に出現した5Gスマートフォンは、2020年に入り5G-NR充実により、更に大きな機能向上が進んでいる。それに応用するFPCも高速アンテナやその伝送部にも活用されている。そのFPC高速材料開発の課題とソリューションに関して解説する。
また、5G応用として、IoTコネクテッドカー、ARウェアラブル (MRグラス) などにもFPC新製品が活用されていく。6Gへの活用も見据えた、高速・高精細FPC、高放熱FPC、伸縮FPC、透明FPCなどの最新材料・プロセス開発状況を詳細解説する。
- グローバル5G基板市場動向について
- COVID-19の基板業界影響
- 5Gスマートフォン世界出荷への影響状況
- 5Gスマートフォンの技術動向と市場動向
- 電話の進化:携帯電話更にスマートフォンへの技術変遷
- 5G 3大特徴と5G革命について
- 5Gスマートフォン製品動向 (20年、21年モデルで出現する新機能とは?)
- スマートフォン・ディスプレィ技術動向と応用するFPC技術
- MRグラス、ワイヤレス・イャフォン、リングなどのアクセサリの製品技術動向
- 5G-NR (New Radio) 通信導入によるスマートフォン技術進化
- 5G-NR通信とは?
- 5G-NRにおける基地局 (BS) と5Gスマートフォン間の通信の進化
- スマートフォンの送受信の仕組みとアンテナの役割
- 5Gスマートフォンでのアンテナデザインの進化とFPCへの要求
- AIP (アンテナ・イン・パッケージ) 技術導入によるフロントエンド変化とFPC高速化要求度の変化
- 5Gスマートフォン技術進化と関連FPC技術関連
- フレキシブル有機EL (FOLED) が主流となった5Gスマートフォンと関連FPC技術
- ARスマホ導入によるカメラ技術動向
- ヒートマネジメント (放熱処理技術) 対するFPC材料技術
- 高速対応FPC (高周波対応FPC) に活用する高速材料開発動向
- LCP基材の高速FPCへの応用
- オールLCPとハイブリッドLCPのデザインと機能特性違い
- LCP基材による高速FPC製造プロセス (めっきビア、印刷ビア)
- MPI (改良PI) による高速FPC開発動向
- フッ素ハイブリッド型MPI技術による高速FPC技術の実現
- MPI以外の高速FPC材料開発
- COP/BMI/PEEKなどの活用可能性
- スパッタ材料やアディティブ材料の可能性
- サブストレート (ベース材) 以外のボンディングシートやカバー材料の高速化開発
- 高速FPCの高速評価技術
- 特性インピーダンス、S21、アイパターン、VSWR、アイソレーションなどの各評価技術
- 高速FPC材料の高速評価方法
- 車載用FPC技術
- 車載用基板 (FPC含む) のグローバル市場動向
- 5Gに向けた車載用FPC技術動向
- 高放熱対応FPC
- 5Gウェアラブル (ヘルスケア) に応用する伸縮FPC・透明FPC技術
- 伸縮FPC技術とヘルスケアセンサ技術への応用
- 5GのAR、MRに応用する透明FPC技術
- まとめ
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。