毛髪科学と損傷診断の実技およびヘアケア製品評価のポイント

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会場 開催

本セミナーでは、毛髪科学について基礎から解説し、各自自分の毛髪を診断し、健康網と損傷網の差異について評価をいたします。

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プログラム

毛髪科学で毛髪の物理的、化学的な構造を説明しいその特性と弱点を紹介する。毎日のお手入れやパーマ、カラリング、スタイリング、ブローなどの施術によって、毛髪がどのように損傷するかについて最新の評価技術を用いて、損傷への解決策について詳細に紹介する。特に化学的損傷を及ぼすパーマ剤、ヘアカラー剤については1剤、2剤の内容構成と役割を説明し、パーマ剤での永久セット機構、ヘアカラー剤では発色機構 (酸化染料、酸性色素、顔料等) 、染色性や、染毛での損傷の評価について紹介する。  最新の科学的装置を用い微細構造観察 (AFM原子間力、TEM走査型、超高圧電子顕微鏡) を材質組成ではX線解析法による元素分析、高分子蛋白の3次元立体構造についても解析する。また毛髪診断の実技として化学的、物理的な損傷の具体的な評価実技についてもデモ実技を行い防止方法についても紹介する。合わせて最新の毛髪化粧品の開発事例についても紹介する。  毛髪科学にて毛髪の微細構造、化学的、物理的な性質を理解して、毛髪の持つ弱点、欠点への改善により、健康な毛髪を維持することができる。特に最新な評価方法と損傷防止について詳細な観察が可能となる。その美しい滑らかで艶があり、手入れがし易く、変退色がなく、まとまりやすい毛髪に仕上げることができる。

  1. はじめに
  2. 毛髪の基礎知識
    1. 毛髪の3層微細構造と化学的成分
    2. 毛髪の性質、結晶構造、間充物質とpHバランス
    3. 毛髪の化学的、物理的損傷の要因
    4. パーマ、カラーの理論と施術による影響
    5. 界面活性剤 (洗浄剤、乳化剤) による毛髪への影響
  3. 毛髪の損傷への対策方法
    1. 日常のお手入れシャンプー、ブローによる損傷要因
    2. パーマ、カラーによる損傷要因
    3. 化学的薬剤の成分と毛髪への作用
    4. 毛髪の整理作用と基本的な弱点
    5. 毛髪の欠点をカバーする損傷防止への対策方法
  4. 毛髪診断の実技
    • 簡易毛髪診断を実際に取り上げる予定です。
      各自自分の毛髪を診断し、健康網と損傷網の差異について評価をします。
      1. 形態観察による評価
      2. 化学的分析装置による評価
      3. 健康毛と損傷毛の比較
      4. 正しいヘアケアとダメージ対策方法
      5. 科学的判定方法と実際の視覚評価の実際
  5. 開発した製品事例とその評価方法
    1. 毛髪用化粧品ヘアケア、スタイリング剤
    2. 損傷対策用ヘアケア、トリートメント剤
    3. 染毛剤、脱色剤、脱染剤
    4. パーマ剤、ストレート (縮毛矯正) 剤
    5. 毛髪の健康美、粗材美、色彩美づくり
    6. まとめ
  6. その他、質疑応答

会場

ドーンセンター
540-0008 大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
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