フリーズドライの歴史は100年余りであり、工業的に製造されたのは僅か60年に過ぎない。日本国内では、カップめんの具としてエビや肉等の乾燥にその技術が多用されが、1980年代になって「成型加工」された味噌汁やたまごスープ、雑炊・リゾットなど様々な商品開発が行われ市場規模も拡大している。 本講演ではフリーズドライ技術を分かりやすく解説するほか、そのコア技術である凍結と乾燥、更に商品価値を向上するための基盤技術である前工程と後工程についての具体的な課題と対策について解説する。更に演者が携わった新商品開発について具体例を交えて紹介する。
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