コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 超入門 2020

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コンピュータ化システムバリデーション (CSV) とは何か?、CSVの標準的な進め方と工程は?、CSVで作成する文書はどのようなものか?、初めてCSVを担当する方にとって、「知っておくべき知識」と「実践的ノウハウ」の両方が欲しいのではないでしょうか?  そこで、CSVの基礎知識・規則・ガイドラインを“やさしく”解説し、初めてのCSV活動の不安を取り除きたいと思います。尚、本講座ではコンピュータ化システム導入の事例を用いてCSV活動を説明いたします。  また、ご質問が多い電子記録/電子署名対応、監査上の指摘ポイント、近年大きな関心事となっている“データインテグリティ (データの完全性) ”を含めて分かりやすく解説します。

  1. CSVの基礎知識
    • CSVの概要と背景
    • CSVの必要性
    • コンピュータシステムとコンピュータ化システムの違い
  2. 各ガイドラインの解説とCSVとの関係
    • 各国のCSV要件 (米国FDA、EU及びPIC/S、製薬団体等)
    • GAMP5の概念とガイド構成
    • ER/ES規制 (Part11、ERES指針など) の概要
    • PIC/S加盟の意味
  3. コンピュータ化システム適正管理ガイドラインの概要
    • ガイドラインの文書体系
    • ガイドラインの適用範囲と具体例
    • CSV実施にあたり製薬会社が実施すべき事項
    • CSV管理規程体系
    • カテゴリ分類とCSV実施範囲
    • CSV実施プロセスの決定
    • システムアセスメント、供給者監査、検証業務、運用業務、廃棄業務の実施方法
  4. ケーススタディを通じたCSV活動の流れ
    (CSVで行う実務内容と文書例、ER/ES対応、監査ポイント、データインテグリティを交えて解説します)
    • システム概要と前提情報
    • システムアセスメントとカテゴリ分類
    • CSV実施プロセスの決定
    • 製薬会社と供給者との役割分担
    • 要求仕様書記載事項と留意点
    • 機能仕様書の作成と留意点
    • 設定仕様書の作成留意点
    • バリデーション計画書兼報告書の作成
    • 検証業務 (DQ・IQ・OQ・PQ) の実施と留意点
    • 逸脱報告書の作成対象と留意点
    • 運用手順書記載事項 (変更管理・構成管理・文書管理)
  5. CSV活動においてよくある質問例
    • 製薬メーカーのCSV担当者からの質問例
    • 供給者 (システム開発ベンダー) からの質問例

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