リチウムイオン電池の劣化状態の推定技術

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開催予定

プログラム

第1部 リチウムイオン電池の残量と劣化状態推定アルゴリズム

(2020年6月30日 10:00〜14:45) ※途中、45分間の昼休憩を含みます

  1. イントロダクション
    1. 蓄電池の背景と動向
    2. リチウムイオン蓄電池の動作原理
  2. 蓄電池のモデル化
    1. 蓄電池の電気的特性、等価回路表現
    2. 蓄電池の温度特性
  3. 残量計
    1. カルマンフィルタを用いた高精度残量推定手法
    2. 劣化補正と温度補正
  4. 劣化状態の推定
    1. 蓄電池の劣化現象とモデル化
    2. 劣化の推定方法 (逐次最小法)
    3. 最近の動向
      • 機器組込み型
      • AI活用など

第2部 リチウムイオン電池の劣化症状発現機構と劣化状態診断技術

(2020年6月30日 15:00〜17:00)

 回数劣リチウムイオン電池はこれからのET (エネルギー・環境) 革命で大きな役割を期待されています。その領域では車載電池、リユースバッテリーなど様々な形での用途が想定されます。劣化診断は主に車載電池のリユース時の残価値評価技術として期待されていますが、実はアグリゲーション時の運用経済性最適化に向けた応用の可能性があります。本講座ではこの新たな可能性について解説します。

  1. リチウムイオン電池の劣化のメカニズムと症状
    1. リチウムイオン電池の基礎事項
    2. 劣化のメカニズム
    3. 劣化の症状
  2. 既知の劣化診断手法
    1. 周波数領域に属する手法
    2. 時間領域に属する手法
  3. 当社の劣化診断・運用経済性最適化
    1. バッテリーアグリゲーション
    2. 重要なパラメータとモデル化
    3. 劣化診断による運用経済性最適化シミュレーション

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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受講料

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学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。