本セミナーでは、高周波基板材料やアンテナを開発する上での必須技術として、誘電率の測定と評価について基礎から解説いたします。
誘電率測定法の種類、特徴、選び方から測定上の注意点まで分かりやすく解説いたします。
(2020年6月30日 10:00〜14:15)※途中、昼食休憩含む
2019年9月にプレサービスが開始した5G通信、その先を目指した5G Beyond、そしてADASを搭載した次世代自動車といった次世代ミリ波システムの実現に向けて、ミリ波帯が脚光を浴びています。一方で、マイクロ波帯よりも周波数が高くなるミリ波帯では、回路材料となる導体や誘電体に起因した損失が増加し、回路の実現を困難にします。このため、回路材料となる誘電体や導体のミリ波特性が明確な低損失材料を回路設計者に素早く提供することが重要です。 本セミナーでは、実例を踏まえたミリ波回路材料の使われ方や材料自身の電気特性評価法に関して測定例を示しながら解説します。
(2020年6月30日 14:30〜17:00)
第5世代無線通信 (5G) の実用化が世界的に進められており、日本でも2020年に商用サービスが開始される予定です。その中では、高速低遅延の無線通信に適したミリ波帯も利用されるとされ、ミリ波帯の産業応用がますます加速していきます。電磁波を利用するシステムでは、誘電体材料が基板やアンテナなどとして用いられており、その誘電率は設計やシミュレーションに必須のパラメータです。従って、ミリ波帯における誘電率評価技術は、材料のミリ波帯応用を進める上で極めて重要な役割を果たします。 本講座では、誘電率測定の最新の技術動向からその精度評価の方法までを解説します。
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