本セミナーでは、米国FDAの要求事項およびIEC62366-1:2015の要求事項を分かり易く解説いたします。
また、ユーザビリティエンジニアリング実施のための手順書サンプルを配布して、SOPの作成方法についても解説いたします。
日時
- 2020年5月27日 10時00分〜 2020年5月27日 16時30分
プログラム
医療機器が高度化、複雑化するにつれて、ヒューマンエラーの発生が多発しています。ユーザビリティエンジニアリングは医療機器設計において欠かすことができない要素の一つであり、 かつ当局の関心が非常に高い分野でもあります。 2016年2月にFDAは「Applying Human Factors and Usability Engineering to Medical Devices」と呼ばれるガイダンスを発行しました。 また2007年にユーザビリティエンジニアリングの国際規格として IEC 62366:2007 が発行され、IEC 62366-1:2015 として改正されています。本邦においても、IEC 62366-1:2015がJIS T 62366-1:2019「医療機器-第1部:ユーザビリティエンジニアリングの医療機器への適用」として発行されました。さらに欧州では、MDD から MDRへの改正において、ユーザビリティに関する要求事項が強化されています。 医療機器設計開発においてはFDAガイダンスやIEC62366-1:2015に従い、人間工学的な要素を取り入れ、適切にユーザーインターフェースに注目したリスクマネジメントを実施する必要があります。これまではリスクマネジメントに包含されてきましたが、今後はユーザビリティエンジニアリング (ヒューマンファクターエンジニアリング) は、独立して実施しなければなりません。 では、いったいリスクマネジメントとユーザビリティエンジニアリングでは何が異なるのでしょうか。IEC62366-1:2015が要求するユーザビリティエンジニアリングファイルとはどういうものなのでしょうか。またユーザビリティエンジニアリング実施のためのSOPや様式はどういうものを揃えれば良いのでしょうか。 本セミナーでは、米国FDAの要求事項およびIEC62366-1:2015の要求事項を分かり易く解説いたします。またユーザビリティエンジニアリング実施のための手順書サンプルを配布して、SOPの作成方法についても解説いたします。
- はじめに
- 医療機器のユーザビリティエンジニアリングとはなにか
- 医療機器におけるヒューマンエラー
- 誤使用 (Use Error) とユーザビリティエンジニアリング
- リスクマネジメントとユーザビリティエンジニアリングの関係
- 用語の定義
- IEC62366-1:2015概要
- ユーザビリティエンジニアリングプロセス
- 使用に関する仕様
- ユーザーインターフェース特性/誤使用の特定
- 予見可能なハザードおよび危険状態の特定
- ハザード関連使用法シナリオの特定
- ユーザーインターフェース仕様
- ユーザーインターフェース評価計画
- ユーザーインターフェース設計及び形成的評価 (formative evaluation)
- 総括的評価 (summative evaluation)
- FDA HFE/UEガイダンス解説
- IEC62366-1:2015との違い
- FDAの形成的評価に対する要求
- FDAの累積的評価に対する要求
- ユーザビリティエンジニアリングSOPサンプル解説
- 質疑応答・名刺交換
受講料
- 1名様: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)