研究・開発・分析に役立つ多変量解析の基礎と演習

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本セミナーでは、ICHガイドラインにて要求される、共分散分析、重回帰分析、スペクトル解析のための主成分分析 (PCA) や部分的最小自乗回帰 (PLS) の知識について学んでいただきます。
身近な事例を用いた講義と実習を通して、多変量解析の技術を習得していただきます。

日時

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プログラム

近年、多変量解析の必要性は非常に高くなっています。例えば、ICHガイドラインのQ1E (有効期間の推定) では共分散分析、Q8 (製剤開発) では重回帰分析、Q13 (連続生産) ではスペクトル解析のための主成分分析 (PCA) や部分的最小自乗回帰 (PLS) の知識が要求されます。  本セミナーでは、身近な事例を用いた講義と実習を通して、これらの技術を習得していただきます。

  1. はじめに【基礎】
  2. 分散分析法
    1. Excelの分析ツールを用いて分散分析を行う
    2. 分散分析の結果を解釈する
    3. α,βを理解する
    4. 検出力 (1 – β) の求め方
  3. データ解析に使えるパラメータを作る方法
    1. 平均溶出時間 (MDT)
    2. 溶出プロファイルの回帰式
    3. 粒度分布のd50%,σg,標準誤差
    4. 錠剤密度
  4. ExcelとフリーソフトRで作るデザインスペース【応用】
    1. Excelの分析ツールを用いて重回帰分析を行う
    2. Rを用いて重回帰分析を行い、等高線図を作成する
    3. 複数の等高線図の重ね合わせからデザインスペースを求める
  5. 医薬品の有効期間の推定
    1. 安定性データを重回帰分析し、共分散分析表を作成する
    2. 共分散分析表より最減数モデルを求める
    3. 最減数モデルより有効期間を求める
  6. Design Expertを用いた実験計画と結果の解析
    1. 混合計画法
    2. Box-Behnken法
    3. 分割法
  7. The Unscrambler®Xを用いた多変量解析
    1. 主成分分析 (PCA)
    2. 部分的最小自乗回帰 (PLS)
    3. 判別分析

受講料

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