有機ELディスプレイの市場動向と求められる材料、プロセス技術

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プログラム

第1部 国内外の動きから見る有機ELの市場、技術動向と業界展望

(2020年6月12日 10:00〜13:45) (途中 昼食休憩を含みます)

 新しい発展段階を迎えた有機ELディスプレイに関して、パネル・材料・部材・製造装置メーカ向けに、小型と大型のディスプレイの製造技術と材料の動向や課題、今後のフレキシブル化の進行のための課題や材料・プロセス開発状況・サプライチェーンについても解説する。

  1. 有機ELディスプレーパネルのアプリケーション、市場規模予測、工場投資
    1. 有機ELディスプレー全体動向
    2. スマートフォン向けの市場
    3. 自動車向けの市場
    4. テレビ向けの市場
  2. 韓国産業界の動向、開発戦略、開発課題
    1. 小型と中型AMOLEDパネルのプロセス装置と材料
      1. 基板材料とTFTプロセス・製造装置
      2. 有機ELプロセスと材料・製造装置・開発動向
      3. 封止技術と材料・プロセス
      4. LLOのプロセス
      5. 透明電極の課題と開発動向
      6. タッチパネル・カバーの開発動向
    2. 大型WOLEDパネルのプロセス装置と材料と競合技術
  3. 中国・台湾の産業界の市場動向、開発戦略、開発動向と課題
  4. 日本の産業界の課題と戦略

第2部 有機ELディスプレイの基礎技術とフレキシブル化に向けた材料、プロセス技術

(2020年6月12日 14:00〜17:00)

 iPhone, Galaxyをはじめとするスマートフォンへのフレキシブル有機EL採用、フレキシブル有機ELを用いたフォルダブルスマートフォンの登場、JOLEDの塗布型有機ELディスプレイ商品化、LG・ソニー・パナソニック・東芝などによる大型有機ELテレビの商品化、LGによるローラブル有機ELテレビ試作品・8K有機ELテレビ試作品など、有機EL事業は本格的拡大時期に入ってきた。また、有機EL照明も着実に技術進展している。さらに、量子ドット (QD) 、マイクロLEDなどの新規技術、生産革新に向けた塗布・印刷・ロールtoロール技術も活発に研究開発がなされている。  本講演ではこれらの状況を踏まえ、有機ELの基礎技術 (材料・デバイス・プロセス・駆動など) を概説すると供に、新規技術も含めた技術動向、ビジネス動向を紹介する。特に、今後の有機EL事業で核となるフレキシブル技術に関し、最新動向と要素技術について紹介する。

  1. 有機ELの歴史
  2. 有機ELの原理
  3. 有機ELの基礎技術
    1. 材料技術
    2. デバイス技術
    3. プロセス技術
    4. 駆動技術
  4. 有機ELディスプレイ
    1. 有機ELディスプレイの分類
    2. 有機ELディスプレイの特徴 (液晶ディスプレイとの比較も含めて)
    3. 有機ELディスプレイ技術と最新動向 (各社の動向も含めて)
    4. 有機ELディスプレイの製品化
  5. 有機EL照明
    1. 有機EL照明の特徴 (LEDとの比較も含めて)
    2. 有機EL照明技術と最新動向
    3. 光取出し効率向上技術
    4. 有機EL照明のコスト
    5. 有機EL照明の製品化
  6. 有機ELのフレキシブル化
    1. フレキシブル化の最新動向
    2. フレキシブル基板技術
      • 超薄板ガラス
      • 高機能ステンレス箔
      • バリアフィルム
    3. バリア層形成技術、フレキシブル封止技術
      • バリア層形成技術
        • CVD
        • ALD
      • フレキシブル封止技術
        • ダム・フィル封止
        • TFE
        • ラミネート封止
    4. 透明電極技術
      • 透明導電ポリマー技術
      • 銀ナノワイヤー技術
      • メタルメッシュ
      • 印刷電極技術
  7. トピックス
    1. 塗布技術・印刷技術・ロールtoロール技術の適用
    2. 透明有機EL
    3. 量子ドット (QD)
    4. マイクロLED
    5. その他

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