生分解、バイオマスプラスチックの各種評価技術

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会場 開催

本セミナーでは、バイオマス・生分解性プラスチックについて取り上げ、バイオベース材料の開発事例を詳解いたします。
また、海洋プラスチック問題への対策に向けた材料の設計手法、海水での生分解に影響を与える因子について解説いたします。

日時

延期 (日程未定)

プログラム

第1部 ライフサイクルアセスメントの基礎とプラスチックでの活用事例

(2020年5月26日 10:00〜12:00)

  1. LCAの基本的な方法
  2. カーボンフットプリント (CFP)
  3. 持続可能な消費とSDGs
  4. 幸せ同等の原則
    1. プラスチックのリサイクル
    2. バイオマスの利用と太陽光発電
  5. バイオ燃料とコンセクエンシャルLCA
  6. 削減貢献量
    1. 内外の動向
    2. バイオPETの評価

第2部 バイオベース樹脂材料の開発とLCA活用事例

(2020年5月26日 12:45〜14:45)

  1. 富士ゼロックスのバイオベース樹脂材料開発
    1. なぜ、バイオベース樹脂なのか?
    2. なぜ、富士ゼロックスが樹脂材料を自社開発するのか?
    3. バイオベース樹脂材料の技術動向
  2. 自社開発から製品導入へ
    1. 添加剤の多機能化
    2. 流動制御アロイ技術
    3. 部品設計
  3. LCAの活用事例
    1. 開発初期でのLCA活用
    2. 開発中期でのLCA活用
    3. 製品導入段階でのLCA活用
    4. 製品導入後のLCA活用
  4. バイオベース樹脂材料開発の今後
    1. 非可食材料への展開
    2. 新機能化への展開
    3. 低コスト化

第3部 生分解性樹脂の海水中での生分解性評価

(2020年5月26日 15:00〜17:00)

 海洋プラスチックの削減が求められている中、海洋に流出し易い用途や浮遊プラごみとして多数を占める用途分野では既存樹脂から生分解性樹脂に置き換えることが有効な手段と考えられるが、海水中での生分解性を確認する必要がある。本講座では、どのような樹脂が海水中でどのような生分解の特徴を持つのか、海水分解に影響する因子としてどのようなものがあるのかを中心に紹介したいと考えている。

  1. 生分解性樹脂の現状
    1. 海洋プラスチック問題
    2. 生分解性プラスチックの種類とその特徴、生分解性
  2. 生分解に関する最近の研究 (論文から)
  3. 海水中での生分解性評価
    1. いろいろな生分解性評価法
    2. ラボ試験と実環境試験
    3. 陸域での実環境試験
    4. 海域での実環境試験
    5. ラボでの海水生分解性試験
      1. 試験水の採取、保存
      2. 生分解に関わる各種因子
      3. 深層水
      4. 淡水と海水
      5. 実環境試験とラボ試験

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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受講料

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