欧州REACH、RoHSの概要、企業対応のポイント、2021年改正予測

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プログラム

2020年WSSD目標のゴールの年を迎え、2030年目標のSDGsへ向けての舵きりが求められています。REACH規則では附属書XIVにフタル酸エステ類が多くなり、附属書XVII (POPs規則) でPFOAの規制やCLSにPFOSの規制の拡張を思わせるPFBSが追加されました。  RoHS指令は、2020年1月21日に用途の除外の附属書IIIの延長申請が締め切られ、3月2日付で申請項目が公開されました。延長申請の評価が気になるところです。  RoHS指令のCEマーキング対応は仕組みで順法保証することが求められています。仕組みつくりとは、中国RoHS管理規則と共通の技術文書とはなど、企業対応の効率化も考える必要があります。 本講座では、世界のデファクト化学物質規制法であるREACH規則とRoHS指令の解説を通して、企業対応を理解することを狙っています。

  1. 基礎編
    • 化学物質規制は大きく動いている。ハザード管理からリスク管理へ、そしてWSSDからSDGsへの潮流の本質を解説する。
      1. WSSDからSDGsへの動向
      2. ハザード管理とリスク管理への動き
      3. EUの基礎
      4. 摘発事例にみる規制の本質
  2. REACH規則の基本解説
    • 化学物質規制のデファクト法であるREACH規則の本質と新たな規制物質のNano物質、フタル酸エステル類やPFOAなどについて解説する。
      1. 物質の登録義務と評価に関する事項
      2. 認可物質と制限物質の動向に関する事項
      3. 成形品の義務に関する事項
      4. 新たな規制物質に関する事項
  3. RoHS指令の基本解説
    • RoHS指令の用途の除外の附属書IIIの延長申請の動向やフタル酸エステルの移行に関する対応について解説する。
      1. 基本要求に関する事項
      2. フタル酸エステルの移行に関する事項
  4. CEマーキングの基礎解説と企業対応
    • RoHS指令はNLF (New Legislative Framework) の枠組みに入り、CEマーキング対象となった。RoHS指令はサプライチェーン管理で順法証明を行う。CAS (Compliance Assurance System) の構築手順を解説する。
      1. NLFの対象法規制に関する事項
      2. 自社のCASの構築手順に関する事項
      3. CASによる技術文書 (Technical Documentation) 作成に関する事項
      4. CASのREACH規則や中国RoHS等への拡張に関する事項

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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