“The World’s Most Important Number” と形容されることもある指標金利のLIBORは、大手銀行による操作という大きな事件を経て見直しが行われましたが、2017年7月に英国FCAのベイリー長官から「2021年末にLIBOR廃止」の意向が発表され、更に2018年9月にFCAが英国の大手銀行CEOに向けた “Dear CEO Letter” によって、LIBOR廃止後の対応が現在実的に重要性を増しました。 各国も米国のARRCをはじめとして、リスクフリーレート (RFR: Risk Free Rate) の確定と市場の育成、さらにはLIBOR代替金利の開発という動きが進んでいます。 もちろんISDAにおいても2006年の定義集を補足すべくLIBOR代替案が議論されています。 本セミナーでは、LIBOR廃止によって問題となるリスクフリーレートを中心に、LIBOR廃止による影響、LIBOR代替問題について説明します。