高分子膜 / フィルムにおけるバリア性発現のメカニズムの基礎

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会場 開催

本セミナーでは、高分子膜/フィルムの透過、透湿、拡散、収着挙動などバリア性発現の要となる各挙動の原理から解説し、バリア性を左右する要素について解説いたします。

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プログラム

高分子バリア膜 (材料) を通した気体や、蒸気 (水蒸気) 等の低分子の透過性・バリア性の基本を原理に基づいて説明し、それぞれの高分子膜の透過・拡散・収着機構を概説する。  ガラス状高分子膜、結晶性高分子膜等の透過・拡散・収着挙動を各論的に紹介し、高分子バリア膜 (材料) の問題点や現状について紹介する。

  1. 気体透過性と透湿性
    1. 溶解・拡散説
    2. 気体の収着・拡散・透過性
  2. 収着 (吸収 + 吸着)
    1. 吸収、溶解度、
      • 溶解度パラメータ
    2. 高分子-気体・水蒸気の親和性
      • 相互作用パラメータ
  3. 収着機構
    1. 収着等温曲線
      • ヘンリー収着
      • ラングミュアー収着
      • 二元収着
      • BET収着
      • Flory-Huggins型の溶解
  4. 拡散
    1. Cohen-Turnbull理論
      • 気体・水蒸気のサイズ
      • 自由体積
      • 自由体積分率
      • 占有体積
  5. 透過
    1. ガラス状高分子膜
      • 部分不動化モデル
    2. 結晶性高分子膜、
    3. スマートメンブレン
      • 分子キャビティー
  6. バリア性
    1. 凝集エネルギー密度
    2. 水素結合形成、イオン結合形成
    3. 結晶部分の活用、高分子鎖の配向
    4. sub Tg annealing
    5. 複合化、多層化
    6. 温度依存性
    7. 湿度依存性

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料

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