民生用ディスプレイとして、様々な光源を用いた装置が実用化または開発されている。LCDはテレビおよび汎用スマートフォン用、OLEDディスプレイは高級スマートフォン用、として実績を積んでいる。LCDは中国企業、OLEDは韓国企業 (サムスン社「Galaxy」) が活躍している。個人向けディスプレイ市場は「テレビ離れ」が予想され、スマートフォンの開発に関心が集まっている。このため、米国企業 (アップル社) も台湾企業と手を組み「iPhone」の生き残りを図っている。また、マイクロLEDやQLEDを光源とするディスプレイも提案されている。今や、電子情報機器にディスプレイは必須であり、その市場が拡大することは確実である。しかし、期待のスマートフォンですら成長が鈍化し、「低価格化」・「差別化」等の対応が要求される状況になっている。これを打破するため、目新しい製品 (例;折畳み型スマートフォン) が宣伝されている。しかし、これらの発表内容の実態およびニーズの核心を見極め、開発資源を集中する必要がある。 今回、これら各種ディスプレイの開発経緯および開発動向、特にスマートフォンの市場展開について解説致します。
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