近年、IoTをはじめ、AIを搭載した機械、ロボットの電子化が進んでいる。その土台であるメカトロニクスは、メカとエレクトロニクスが融合して魅力ある機能が生まれ、制御によってその機能の価値が高められる。
よりよい機械を創造するには、センスと経験が必要である。しかし、メカトロニクス技術は、機械・電気・情報分野と広範囲に渡って幅広い知識が求められるため、独学によって知識を身につけるとなると多くの時間と費用がかかる。そこで、製品設計に深くかかわる機械設計技術者や若手のメカトロ設計開発者を対象とした基礎技術セミナーを開催する。メカトロニクスで必須なメカニズム、アクチュエータ、センサ、エレクトロニクス、制御技術の5つのコア要素技術のポイントと今後のメカトロニクスの技術動向についてわかりやすく解説する。
- メカトロニクスとは何か?基本を正しく理解しよう
- 機械 (メカニズム) と電気 (エレクトロニクス) の両面から知るメカトロ要素技術
- メカトロ技術の実践的な設計ポイント メカ・エレキ・ソフトの分担と役割
- メカトロ評価に必要なデータの収集と分析機器
- タイミングチャート作成の意義
- メカトロの基礎知識「メカニズム」
- メカ設計におけるメカトロ要素技術の位置づけ
- 機械要素選定 (カム、リンク、歯車)
- 機械設計と構造設計のポイント
- 自由度の考え方
- 慣性モーメントの勘所
- 機器を正確に動かす駆動装置「アクチュエータ技術」
- さまざまなアクチュエータ、モータ (種類、分類)
- サーボ、ステッピングモータ、DCモータの特性
- アクチュエータ、モータの選び方
- モノの有無や位置を検出する「センサ技術」
- メカトロで使うセンサの種類と用途
- センサ選定のキーポイント
- 位置センサ、速度センサ、トルクセンサ
- スイッチとしてのセンサ
- 電気回路とその周辺知識「エレクトロニクス技術」
- シーケンス制御とフィードバック制御
- サーボ機構とPID制御
- 閉 (クローズド) ループと開 (オープン) ループ
- メカトロ機器をコントロールする「制御技術」
- 駆動回路と制御回路
- インターフェイス (I/Oボード)
- A/D変換とD/A変換
- アナログ回路とデジタル回路
- マイコン技術
- 今後のメカトロニクスの動向、まとめ
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 47,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
- 他の割引は併用できません。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。