(10:30~12:00)
ゴム、プラスチック等は、様々な分野で必要不可欠な材料であるが、使用環境下で様々なトラブルを生じることがある。例えば、ブルームや変色などがあり、変色等を生じた製品は、品質は維持されていたとしても商品価値が著しく低下する。これらの対策を講じるためには、その原因を調査する必要がある。本講座では、ブルームや変色問題の考え方の基礎と分析手法について、事例をあげて紹介する。
(12:45~14:15)
自動車部材、家電、食品用容器、生活資材など、世の中で多くのプラスチック材料が使用されていますが、これらのプラスチック材料には多種類のプラスチック用添加剤が配合されております。中でも酸化防止剤/光安定剤は熱や光による酸化劣化抑制に効果的であり、長寿命化や高機能化に大きく貢献しています。一方で、酸化防止剤/光安定剤の種類・添加量を誤るとブリードアウトによる外観不良や変色 などを引き起こす可能性があります。 本講演では、ポリオレフィンを中心としたプラスチックの劣化機構について説明するとともに、酸化防止剤/光安定剤を紹介しながらその適切な選択・使用方法について解説します。
(14:30~16:00)
エポキシ樹脂やアクリル樹脂などの高分子材料は私たちの生活において身近な材料であり、電子デバイスや自動車部品など多くの製品で使用されています。これらの高分子材料は様々な要因で劣化や変色を生じ、品質へ影響を与えます。 これらを背景に、高分子材料の劣化・変色を中心に原因解明のための分析アプローチを中心に説明致します。
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