量子計算機の現状とボトルネック

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最近、ニュース等でも聞くことの多くなってきた量子計算機に対して、従来型の計算機と「一体、何が違うのか?」という視点で語られることが多いと思いますが、その計算原理の詳細には立ち入らないことにします。その上で、一体、現在、何が起こっているのか?という現状とボトルネックとして何があるかをお話しします。また、新しい計算機が出来たら、どんなことがしたいのか?それを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

  1. 計算とは何だろうか?
    1. 日常生活と計算
    2. チューリングの提唱した計算機の概念
    3. フォン・ノイマンと計算機
  2. 計算でしたいこととは何だろうか?計算社会学?
    1. 現代流? 計算機の使い方
    2. 巨大・高速計算機の現状
    3. 計算の速度と精度と需要
  3. 量子計算の歴史
    1. 計算機の物理学
    2. ホイラーの提唱した「It from Bit」
    3. ホイラー・スクールと量子計算前夜
    4. ドイチェの提唱した計算機の概念
  4. 量子計算機は普通の計算機と同じところと違うところ
    1. 計算機のブラックボックス化
    2. デジタル計算とアナログ計算
    3. 量子計算における共通点と差異
  5. 計算量と計算時間の関係性
    1. 計算量理論入門:「効率良く計算する」とは?
    2. 計算量の高速性と実測計算時間の高速性
  6. 「みんなで作る量子計算機」の未来に向けて
    1. 量子計算機システム開発の階層性
    2. ハードウェア開発の現場と日常
  7. 学問としての「量子計算機」の可能性
    1. 「量子計算機工学」の創発?
    2. 計算の限界とは何だろうか?

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