「進歩性」ってご存知ですか? 技術者・研究者の皆さんは、「もちろん。この発明が世の中の技術よりどんなに進歩しているかですよね」と、お答えになると思います。しかし、この答えは×なのです。これが、“法律用語“の落とし穴です。
特許要件である“進歩性“は、“法律用語“です。私たちが普段使っている言葉とは意味がまったく異なります。ですから、日々の技術者・研究者とベテラン知財部員 (特許庁の審査官、審判官の立場で“読む技術“を持っている) が特許に関する会話をすると、 (技術者・研究者の方は気が付いていないのかもしれせんが) 話がすれ違ってしまいます。
本講座では「知ってるつもりシリーズ」第2弾として、“進歩性“の本当の意味と特許庁の審査官、審判官の立場から特許を読む・考える技術を伝授します。
- 進歩性とは? ~技術の進歩ではない!~
- 技術者が知るべき進歩性判断の実情
- 従来からの特許庁の運用
- そして、司法判断
- 審査基準への反映
- 条文
- 条文の趣旨
- “進歩性“という“法律用語“の由来
- 新規性との違いとは?
- 進歩性判断の実務
- 審査官の実務の実情
- “当て嵌め“とは?
- 特許審査基準
- 進歩性判断の基本的な考え方
- 当業者とは
- 技術水準とは
- 具体的には
- “論理づけ“の例 (ここが山場です。実例を交えて説明します。)
- 選択発明の取り扱いについて
- 数値限定発明の取り扱い
- いわゆる設計事項って何?
- 単なる寄せ集めって何?
- 動機づけって何?
- 今って、進歩性のハードルは高いのか低いのか?
- みなさんは、どうすればよいのか?
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
- 他の割引は併用できません。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。