本セミナーでは、MIMに用いられる材料やプロセスの基礎から、マイクロ化・多孔質化・新しい成形法などの先端研究例、実製品事例・高品質化技術まで幅広い話題を提供いたします。
日時
- 2020年3月27日 10時30分〜 2020年3月27日 16時30分
プログラム
第1部 「金属粉末射出成形 (MIM) の基礎とマイクロ・多孔質化による高機能化」
(2020年3月27日 10:30〜14:10)
金属粉末射出成形 (MIM) は、粉末冶金と射出成形を組み合わせた複合の金属部品製造法であり、複雑形状の精密金属部品の量産に適しています。しかし、大量のバインダーを用いて金型内に材料を流動させて賦形させ、バインダーを除去した後で粉末焼結を行うという独特な製法です。そのため、従来の粉末冶金に基づく圧粉・焼結だけでMIMプロセスを理解することは難しく、混練・射出成形・脱脂および保形を支配するポリマーの作用に焦点をおいて理解することが重要です。また、MIMの高品質化と高機能化にはポリマーの高度な活用技術が適しています。 本講演では、MIMに用いられる材料や基本的な製造法の特徴についての説明から、ポリマーを活用したMIMのマイクロ化と多孔質化のための開発事例、さらにMIM部品のデジタル画像計測やサブミクロン粉末を用いた先進的な研究開発事例を諸外国の研究事例と併せて紹介します。
- 金属粉末射出成形 (MIM) とは?
- MIMと他の金属部品加工法
- MIM材料
- 混練・射出成形・脱脂・焼結
- MIMのマイクロ化
- マイクロMIMとは?
- マイクロ化に必要な材料および製造技術
- LIGAプロセスやナノインプリントの適用
- MIMの多孔質化
- 多孔質金属とは?
- ポーラスMIM部品の製造法
- ポーラスMIM部品の特徴と用途
- MIMの研究開発事例
- MIM部品の形状評価のためのデジタル画像計測
- サブミクロン粉末を用いた新しい粉末成形法
- 金属三次元プリンタに対抗するMIM試作品製造技術
第2部 「金属粉末射出成形 (MIM) の実際の製品設計例と高品質化技術」
(2020年3月27日 14:20〜15:50)
金属粉末射出成形 (MIM) の基本技術が開発されてから既に50年程度経過しており、ニッチな金属部品から、自動車や情報端末、産業機器さらに医療機器等への幅広い分野への適用が多く見られます。 一方で、MIM製造拠点の多くがアジア圏へ移行し、インドでの製造も活発になってきています。このような状況下で、これまで以上に国内のMIM製造は高品質化と高機能化が求められ、数量よりも高付加価値の高い製品へと競争力の増強が求められています。また、海外でのMIMの量産化のための商品設計や品質管理力がこれまで以上に必要になってきていますが、国内のMIMの研究開発や教育活動は停滞しており、新たなMIM人材の育成やMIMの製品設計や高品質化技術についての理解が必要になってきています。 本講演では、MIMの実製品の設計と製造の事例を挙げ、高品質化のための技術について解説致します。
- MIMの製品設計
- MIM製品の実例
- MIM設計のポイント
- MIM製品のコストダウン
- MIMの高品質化
- MIM製品の不良事例
- MIMの不良とその要因
- MIMの高品質化のための対策
- MIMのビジネスのグローバル化と今後の展望
- これまでのMIM業界の変遷
- 現在のMIMのアジア圏と欧米の状況
- 今後のMIMの動向
Q&A/ディスカッション
(2020年3月27日 15:50〜16:30)
会場
受講料
- 1名様: 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
- 複数名: 22,500円(税別) / 24,750円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。 - 他の割引は併用できません。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。