ハードコート材料の基礎・応用から今後の展開

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本セミナーでは、ハードコート技術の開発に必要な材料設計の考え方とそれに基づく具体的な材料創製、最近の技術動向をから今後の展開まで詳解いたします。

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プログラム

ハードコート技術の開発に必要な材料設計の考え方とそれに基づく具体的な材料創製に関して、講師の経験と参考書や報文をベースに基礎から応用までを概説する。特に、ポリシロキサン系材料に代表される無機材料のハードコートへの展開において理解しておかねばならない基礎化学についても触れる。さらには、当該ハードコート分野における最近の技術動向を踏まえて今後の展開についても概説する。

  1. はじめに
    1. ハードコート (HC) のニーズは?
    2. 表面硬度評価方法
  2. ハードコート (HC) の基礎
    1. ダイヤモンドはなぜ硬い?
    2. HC材料設計指針
    3. 代表的プラスチック用HC材料
    4. 無機材料反応の基礎
  3. 無機系ハードコート (HC) 材料の基礎と応用
    1. HC材料開発の歴史
    2. ポリシロキサン (PS) 系HC材料と実用化例
    3. PS系HC材料の課題
  4. ハードコート (HC) 材料の高機能化
    1. 有機 – 無機架橋構造導入による均一系可撓性 (かとうせい) HC材料の創製
    2. エポキシシラン系HC材料の硬化メカニズム
    3. 無機酸化物ナノ粒子導入による不均一系可染性 (かせんせい) HC材料の創製
    4. 高屈折率HC材料のニーズと実用化例
    5. 低屈折率HC材料のニーズと実用化例
  5. ハードコート (HC) 材料の今後の展開
    1. 屈折率制御技術の深化
      • 高屈折率化
      • 低屈折率化 etc.
    2. 更なる高機能化に向けた取り組み
      • 導電性
      • 帯電防止 etc.
    3. 革新的HC膜複合化技術によるさらなる高機能化
      • 多層膜化 etc.
  6. ハードコート技術実用化に向けた課題
    1. 密着性向上
      1. 材料改良からのアプローチ
      2. 基材前処理技術の開発
        1. ケミカル処理
        2. 気相ドライ処理
    2. 耐久性向上
      1. プライマー処理
      2. 添加剤
    3. コスト低減技術
  7. まとめ

会場

愛知県産業労働センター ウインクあいち
450-0002 愛知県 名古屋市中村区 名駅4丁目4-38
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