本セミナーでは、様々な帯域に使える吸収体設計のコツ、メタマテリアル吸収体の設計事例、 電磁波の反射・透過現象を詳説いたします。
(2020年4月3日 10:00〜12:00)
本セミナーでは、電磁環境改善に必要な電波吸収体、透過材について、その考え方および設計法を解説します。電波工学を専門としない方々を対象にしており、設計の考え方など物理的なイメージや基礎事項を理解して頂くことに重点を置きます。若干の数式を使いますが、当日説明しますので、前もって必要とする知識は特にありません。 電波吸収体や透過材は、電磁波の反射、透過、吸収現象を利用するデバイスですが、波動としての電磁波を直接扱うよりも,等価回路を利用して電気回路として扱う手法が便利で応用範囲も広くなります。本セミナーでは、この手法の説明を行い、電波吸収体、透過材の特性を求める手法を解説します。電波吸収体においては各種電波吸収体の動作原理や整合の概念などを、透過材においては誘電体板の全透過条件や斜め入射における設計法などを説明します。
(2020年4月3日 12:45〜14:45)
電磁波吸収体の実用化のためには、様々な周波数に即時に対応可能であることや、生産時の製品のばらつきに対応するために広帯域な吸収が可能であることが重要であり、対応技術を示す。 必要な基礎知識は講義の際にできる限り説明を行う。 電波の応用範囲は極め て広いが、学際分野でもあるために、取り組みにくいテーマでもある。その壁を できるだけ乗り越えやすくするために、本質部分を分かりやすく講義し、できるだけ多くの受講者の役に立つ講座としたい。
(2020年4月3日 15:00〜17:00)
本講座では、メタマテリアルを電磁ノイズ対策素子として応用することを目的とした基礎知識をお伝えします。様々な電磁波が飛び交う環境で、「使う周波数以外はカットしたい」「特定の周波数だけ通したい」などのご要望にはメタマテリアルが効果を発揮します。普及・利用が進む電磁波技術に対応した、新しい電磁ノイズ対策を考えてみませんか。
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。